ニホンウナギの養殖量の規制を検討 2割以上削減 水産庁
日本の水産庁が、国際自然保護連合(IUCN)から「絶滅危惧種」に指定されたニホンウナギについて、資源保護のため、年間の養殖量を2割以上削減する検討に入ったようです。規制の導入は今年の秋以降をめざすようです。
ニホンウナギの年間の養殖量は過去10年間の平均で約22トンでしたが、不漁続きのこの3年間は16.8トンに落ち込んでいました。水産庁はこの16.8トンを基軸に削減量を検討するようです。仮に、これからの養殖量を17トンとすると、-5トンとなり、約23%の削減になります。
今年はウナギの稚魚のシラスウナギは豊漁でしたが、それが今年に限ってのことなのかどうかはわかりません。
この規制が導入されると、ウナギの価格が高止まりしてしまうことになりますが、このまま放置しておくとニホンウナギが絶滅してしまいます。
2年後に開催される予定の国際取引を規制するワシントン条約の締約国会議でニホンウナギの捕獲が禁止になると、ウナギを食べることができなくなることを考えると、ここでの規制はやむを得ないのではないかと思います。
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