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2014年6月 2日 (月)

ウルトラセブン語録@第35話 月世界の戦慄(1968/06/02)

ウルトラセブン第35話は「月世界の戦慄」です。ザンパ星人とペテロが登場します。

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宇宙ステーションV3。クラタ隊長とシラハマ隊員が、空中に浮いたポットを見ています。その空中に浮いたポットが自動的にカップにコーヒーを注ぎます。

クラタ「こいつはすごい。まるで念動力だ」

シラハマ「遠隔指示器としては最も小さいものですが、これの放つ超音波は10万キロの範囲まで到達可能です」

そこに通信隊員から報告が入ります。電文によると月で何か異常が発生したようです。

その連絡はウルトラ警備隊にも届きました。

キリヤマ「皆聞け。今、原因不明の爆発事件が起った月面基地の調査命令が出た」

月世界基地、突然の爆発事故をキャッチした地球防衛軍では、キリヤマ隊長とダン隊員を調査に向かわせた(浦野光)

キリヤマ隊長とダンはウルトラホーク1号で月へと向かいます。

ダンがホーク1号の状態を点検中。

ダン「燃料タンク異常なし。観測計器異常なし。イオン加速管異常なし。水素ガス管異常なし」

同時に、宇宙ステーションV3からはクラタ隊長とシラハマ隊員がステーションホークで月に向かいます。

キリヤマ隊長とクラタ隊長がしばらくぶりの共同作戦です。

▼キリヤマ

「あれはヘルメス惑星のザンパ星人を全滅させたあれ以来だな」

クラタ「ホーク1号、応答願います」

キリヤマ「こちらホーク1号。クラタ、しばらくだなぁ」

クラタ「ああ、一緒に宇宙に出るのは3年ぶりじゃないか」

キリヤマ「そうだな。そうだ、あれはヘルメス惑星のザンパ星人を全滅させたあれ以来だな」

クラタ「あの時の戦いに比べりゃ楽な仕事だ」

キリヤマ「ハッハッハ、クラタ、集合地点を確認しておくぞ、チコ・サンドームの通信室」

クラタ「よし、捜査時間は2時間。それ以上遅れると月の夜にまかれるから遅れるな」

キリヤマ「ハッハッハ、誰だって零下180度の真っ暗闇なんてゾっとしないからな。ハッハッハ」

ダン「零下180度」

キリヤマ「クラタ、相変わらず大きなことを云っているが、大丈夫か?」

クラタ「まあ心配するな。お前たちが着く頃には、調査は全部済ませといてやるよ」

キリヤマ「ハッハッハ、そう願いたいもんだな」

クラタ「ハッハッハ、まかしとけ」

楽しそうに会話するキリヤマとクラタ。その間に、遠隔指示器を操作しているシラハマ。ホーク1号の装置に異常を発生させます。

ホーク1号で、キリヤマ隊長が急に苦しみだします。どうやら、空気調節機の異常で、酸素が流れすぎのようです。空気調節機を直すと、今度は機体が揺れ始めました。どうやら、加速器が故障したようです。ホーク1号は宇宙空間で異常停止してします。ウルトラ警備隊作戦室に連絡を入れると、今度は通信機が故障。作戦室とホーク1号の連絡が途絶えてしまいます。

ホーク1号にはキリヤマ隊長とダンの2人しか搭乗していません。ダンのホーク1号の点検不備を疑うキリヤマ隊長。しかし、2人は力を合わせて、この状況から脱するため、補助ロケットを使って移動を開始します。

作戦室からの連絡により、ホーク1号の通信が途絶えたことを知るクラタ隊長。ホーク1号を待たずに先に月へと向かいます。

その頃、ホーク1号では、ダンが通信を妨害する超音波がクラタ隊長のステーション・ホークから出ていることを発見します。

▼ダン

「隊長、ホークの故障の原因が今わかりましたよ」

爆発で廃墟となった月面基地にクラタ隊長とシラハマ隊員が潜入。シラハマ隊員がクラタ隊長の背後から襲いかかり、マスクの酸素チューブを外そうとします。シラハマ隊員の動きに気がついたクラタ隊長は、すばやく身をかわします。

クラタ「何のまねだ?」

シラハマ隊員がクラタ隊員に再び襲いかかります。クラタ隊長はシラハマ隊員を投げ飛ばします。すると、シラハマは動かなくなっていました。どうやら、シラハマ隊員のマスクの酸素チューブが外れてしまったようです。

クラタ「シラハマ、おい、シラハマ!」

すると、シラハマは目を開けて、高々と笑いながら立ち上がります。

シラハマ「ハッハッハッハッ!シラハマなら、もう2日前に死んでいるよ」

クラタ「なに?」

シラハマ「安心しろ、私が人間だったら、お前は殺人者だ。3年前、お前とキリヤマのコンビに撃墜された、宇宙艦隊の生き残りといえば、思い出すだろう」

クラタ「3年前?ヘルメス惑星の宇宙船団。貴様は?」

シラハマ「お前とキリヤマが組む機会を待っていたんだ!」

クラタ「復讐か。だったら、なぜもっと早く殺さなかった。機会はいくらでもあったはずだ」

キリヤマ「お前を消せば、あいつらのことだ。きっと私を疑うだろう。用心されては、厄介だからな」

このとき、月面基地に向かってくるキリヤマ隊長とダンの姿が見えました。

シラハマ「さりげなく振舞え。さもなくば、これで宇宙に放り出す」

シラハマは遠隔指示器を手にします。

キリヤマ隊長とダンがクラタ隊長とシラハマ隊員のところへやってきます。

キリヤマ「クラタ!」

クラタ「キリヤマ、案外早かったな」

クラタは丸腰で、シラハマが何か装置を手にしていることに気がついたダン。

ダン「隊長、ホークの故障の原因が今わかりましたよ」

キリヤマ「ハッハッハッ、私にもわかったよ」

そう言うと、キリヤマ隊長とダンはシラハマに銃を向けます。

シラハマ「うっ」

キリヤマ「ハッハッハッ、さあ手を挙げてもらいましょうか」

シラハマはザンパ星人の姿になりますが、ダンのレーザー砲で一瞬でやられてしまいます。

すると、そのとき、いきなり揺れ始めます。

キリヤマ「危ない、退け!」

▼クラタ

「生きていたら、また逢おうぜ!」

月面基地から脱出すると、そこには怪獣ペテロが出現していました。ペテロはステーション・ホークへと向かっています。

キリヤマ「おい、あれは?」

クラタ「あいつだ、あいつが基地を」

キリヤマ「クラタ!ホークが危ないぞ!」

クラタ「生きていたら、また逢おうぜ!」

キリヤマ「よし!」

ハイタッチして二手に分かれます。

ここでダンはウルトラセブンに変身。ペテロとの戦いを始めますが、月世界の夜がやってきてしまいます。

無敵のウルトラセブンも零下180度の月の夜には敵わなかった(浦野光)

ウルトラセブンのビームランプが点灯、窮地に追い込まれます。

同じ頃、地球では、アンヌが夜空の月を見つめています。月面基地へと向かったホーク1号との交信が途絶えたため、ダンが心配で仕方がありません。

ウルトラセブンはペテロとの戦いを続けていますが、エネルギー不足で劣勢です。そのとき、いきなり何かが輝いて閃光を放ちます。

クラタ「隕石だ!」

隕石は月面に衝突、放たれた閃光のエネルギーでセブンは復活して反撃、ペテロをワイドショットで倒します。

▼アンヌ

「帰ってくる、きっと、帰ってくるわ」

ホーク1号でダンの戻りを待つキリヤマ隊長。探しに出ようとしたところに、ダンが戻ってきます。

クラタ隊長のステーション・ホークは一足先に月から脱出していました。しかし、ホーク1号が後からついてこないのが気になります。クラタ隊長はステーションホーク1号の向きを変えて、月へと引き返します。そこへホーク1号はやってきます。

キリヤマ「クラタさん、月に忘れ物ですか?ハッハッハッ」

クラタ「やろぅ」

2人の共同作戦は無事に終了。月から引き返すウルトラホーク1号とステーションホーク。

その頃、地球で月を心配そうに見上げ続けているアンヌ。

アンヌ「帰って来る。きっと、帰って来るわ」

自分に言い聞かせるように、ダンが無事に帰ることを祈るアンヌ。

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