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2014年2月 4日 (火)

ウルトラセブン語録@第18話 空間X脱出 (1968/02/04)

ウルトラセブン第18話は空間X脱出です。ベル星人、吸血ダニ、グモンガ、吸血植物が搭乗します。

X

スカイダイビングの降下訓練で不思議な森にまぎれこんでしまったソガとアマギ。2人は危険な森の中をさまよい歩きながら、自分たちの迷い込んだ場所が地球ではないことに気が付きます。アマギはビデオシーバーでウルトラ警備隊作戦室に連絡し、救援を要請します。彼らが迷い込んだ空間がベル星人の疑似空間であることに気が付くマナベ参謀。疑似空間を突き止めるのは不可能に近いと説明します。

キリヤマ隊長、ダン、アンヌは、ソガとアマギを救助するため、ウルトラホーク1号で出動。アマギのビデオシーバーの発信電波をビーコンで逆探知し、疑似空間を捜します。ダンが、電波が発信する方向に、空にぽっかりと浮かぶ奇怪な雲を発見。ホーク1号は急旋回して雲をよけますが、アンヌが、電波が雲の中から発信されていることを突き止めます。キリヤマ隊長は意を決して雲の中へ突撃命令。雲へ吸い込まれていくホーク1号。

キリヤマ隊長、ダン、アンヌは疑似空間の森を探索、ついにソガとアマギを発見します。そこに現れたベル星人。ダンはベル星人の鈴の音に苦しみますが、何とかウルトラセブンに変身します。ウルトラセブンはベル星人と格闘の末、ベル星人を倒します。

▼アンヌ

「隊長、ダンがまだです。探してきます!」

▼キリヤマ

「神なき知恵は知恵ある悪魔をつくることなり。どんな優れた科学力を持っていても、奴は悪魔でしかないんだ」

▼ダン

「隊長、知恵ある悪魔から地球を守る我々の任務は、非常に重大という訳ですね」

ホーク1号まで逃げてきた、キリヤマ隊長、ソガ、アマギ、アンヌ。ウルトラセブンがベル星人を倒すと、疑似空間の森が次第に消えていきました。

キリヤマ隊長は脱出を命じますが、ダンが未だホーク1号に戻っていません。

アンヌ「あっ、森が消えていくわ」

キリヤマ 「脱出だ!」

アンヌ 「隊長、ダンがまだです。探してきます!」

アマギ 「危ない、もう間に合わん!」

アンヌ「でも、ダンを見捨てるわけには」

アマギ「あれを見ろ」

疑似空間が消えて行きます。

キリヤマ 「位置につけ、 いくぞ!」

ダンを置き去りにして疑似空間を後にするホーク1号。

ホーク1号にひそかに乗り込むウルトラセブン。そして、ダンの姿に戻ります。

消えゆく疑似空間を見ながら、キリヤマ隊長がソガ、アマギ、アンヌに語りかけます。

キリヤマ「疑似空間を作り出すなんて恐るべき宇宙人だ。こんな言葉を知っているか。神なき知恵は、知恵ある悪魔をつくることなり。どんな優れた科学力を持っていても、奴は悪魔でしかないんだ」

すると、どこからともなく、ダンの声が聞こえてきます。

ダン「隊長、知恵ある悪魔から地球を守る我々の任務は、非常に重大という訳ですね」

ダンの無事を知り、嬉しそうに応えるアンヌ。

アンヌ「ダン、どこにいるの?」

ダン「ベータ号です」

ダンをやむなく置き去りにした隊員たちの安堵の表情。

キリヤマ 「みんな無事だったんだ。良かった、良かった」

「こうしてアマギとソガにとって恐怖の数時間が終わりを告げた。しかし、広大な空の上にいつまた擬似空間が張り巡らせるかもしれません。なにしろベル星人は知恵ある悪魔なのですから」(浦野光)

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