手を叩いてエサをおねだりするサル 函館市熱帯植物園
函館市熱帯植物園では入園する際に入り口で、サルのエサをくれます。そのエサをもってサル山に行くと、たくさんのサルたちがエサを待っています。
エサを与える側の人間もたくさんいますが、サルの数に比べれば少ないので、サルからするとエサの争奪戦になるのは言うまでもありません。そこでサルたちは自分に人間の注目を集めようと、前の方に出てきて手を挙げたり、バク転するなどしてアピールします。賢いサルは手を叩いてエサをおねだりします。
こうやってアピールするサルは気が強いサルではありません。なぜなら気の強いサルは他のエサを蹴散らしたり、エサを横取りしたりするからです。サル山の中にボスを筆頭とする序列があります。弱い立場のサルがエサが欲しい時に人間にアピールする「ベギング(物乞い行動)」とされています。
ところで、以前に動物園で聞いた話ですが、サルたちがこのようにエサのおねだりをするのは観客に対してだけのようです。飼育員が観客と同じようにエサをやろうとしても、エサをくれとアピールすることはないのだそうです。サルから見ると飼育員はいつもエサをくれる人間ですのでベギングしなくてもエサをもらえることを学習しているのでしょう。また飼育員はサル山への侵入者でもあり印象は良くない面もあるようです。
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