茹でると煮るの違い
「茹でる」とは、食材を湯中で加熱する調理方法のことです。「茹でる」の目的は、食材を湯で加熱することです。少々の味付けのため湯に塩などを加える場合もありますが、基本的に味付けが目的ではありません。
一方の「煮る」は、食材を水やだし汁などの液体中で加熱する調理方法です。「茹でる」との大きな違いは、「茹でる」が単に加熱を目的とすることに対して、「煮る」は加熱と味付けを目的にしていることです。ですから、食材を煮る液体には積極的に調味料が加えられます。調味料が加えられなくても、加熱することによって食材から染み出してくる味覚成分が、食材の味付けとなる場合もあります。
また、「茹でる」では加熱に使った湯は捨ててしまうのが一般的ですが、「煮る」では加熱に使った液体の一部または全てが料理を構成する材料にもなっているという違いがあります。
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コメント
細かい部分では例外もたくさんありそうです。蕎麦は茹で汁を後で使ったり。
投稿: 夜明け前 | 2013年9月15日 (日) 10時00分
面白いね。
わかっていることだけど面白い。
投稿: 楽しんじゃった! | 2013年9月15日 (日) 06時58分