ウルトラセブン第45話「円盤が来た」放映45周年!(1968/08/11 19:00)
ウルトラセブンは1967年10月1日に放送が開始されました。1968年8月11日は第45話「円盤が来た」が放映された日です。最終回まであと4話です。
真夜中の空に輝く星たち。下町のとある家の物干し台から天体望遠鏡で星空を観察する若いアマチュア天文家フクシン君。
静かな星空の世界を楽しもうと思っていたところに、何か金属を叩く音の横やりが入ります。たまらなくなって、 「う、うるさい!何時だと思ってんだぃ」と文句を言うフクシン君。音を鳴らしていたのは隣の親爺ゲンさん。 「大きなお世話だ!まだ、宵の口じゃぁねえかぁ!」と言い返します。
- ゲンさんは渡辺文雄さん。こんな親爺の役もやってたのですね。
フクシン君が近所迷惑だと言うと、ゲンさんは「うるせえっていうのはな、こういうのをいうんだい」と言い返して、あたりのものを手当たり次第にものを叩いて大きな音を出します。最後は車のクラクションを鳴り響かせます。フクシン君はさらなる文句は言えず、物干し台にかかっていた洗濯物のステテコを頭からかぶります。そうして、ゲンさんも寝静まった真夜中、フクシン君は星空の世界を楽しむのです。
ナレーション:「そう、彼が心休らかに星の世界へ飛び込めるのは、夜遅くなってからでありますが」
シーン変わって、昼間の町工場。フクシン君が工作機械の前で働いています。ところが、もう眠たくて、眠たくて。立ったまま居眠りをはじめてしまいます。
- この工作機械はフライス盤?
ナレーション:「夜を徹して星を見るのあまり、このありさま」
居眠りをして船をこぎ出したフクシン君。工作機械の方に身体が倒れそうになります。その様子を見た同僚が、危ないと言って、フクシン君を起こします。
そんな状況で、工場の社長から怒られるフクシン君。
社長: 「星を見るのもいいかげんにしろや。第一、いい年して少しは自分のことを考えたらどうだ。ここんとこ、成績がよくないぞ」
フクシン君: 「すいません」
昼間はすっかり元気がありません。
- 工場の社長さんは金井大さん。エレキングを釣り上げたおじさん。
シーン変わって、河原の土手。自転車で走るフクシン君。自転車に乗ったまま路肩に自転車を放り投げるようにして、そのまま草むらの中に倒れ込みます。自転車のハンドルに引っかけてあった弁当箱が転がり落ちますが、フクシン君は気にしません。のどかな雰囲気の中、フクシン君は居眠りしてしまいます。
眠っているフクシン君の顔を弁当箱を包んでいた風呂敷がなで回します。フクシン君が眼を開けると、1人の少年がいました。弁当箱を拾ってくれたようです。フクシン君が少年に「ありがとう」と言うと、少年は「なんか悩んでんね、おじさん」と声をかけます。フクシン君と少年は土手を歩きながら話をします。
フクシン君:「近頃じゃネオンとかいろんな明るいものが多いだろ、夜遅くならないと星を見ることが出来ないんだよ。だから、お兄さん、会社じゃ眠くてヘマばかり」
- 少年は高野浩幸さん。超人バロムワンの白鳥健太郎。謎の転校生。
少年: 「お兄さんは星を見るの?」
フクシン君: 「うん、毎夜ね」
少年: 「どうして?」
フクシン君: 「宇宙にね、お兄さんの名前の付いた星を持ちたいのさ。フクシン彗星」
少年: 「ふ~ん」
フクシン君:「それに、星は汚れてなくてきれいだろ、地球なんか人間もウジャウジャいるし、うるさくて。君も一度、星を見てごらん、素晴らしいぞ」
少年:「まぁ、今夜いいことがあるよ、きっと」
話をしているうちに空は夕焼け。川の水面も夕焼けで真っ赤に染まります。
シーン変わって、再び真夜中の物干し台。
ナレーション:「草木も眠る牛満刻、それでもフクシン君は止められず」
望遠鏡をのぞいて星空を楽しむフクシン君。何か白いぼやっとした星雲のようなものが見えます。フクシン君は、あわててピントを調整。すると、星雲のようなものは宇宙人の円盤の大船団でした。びっくりしたフクシン君は「「星じゃない、大変だ。円盤だ、宇宙人だ」と叫んで、ウルトラ警備隊に電話をするためゲンさんの家の戸を叩きます。
- 昔は電話のない家がたくさんありました。自分の家にも電話がありませんでした。母親が親戚に電話をかけるため、電話を借りに知人の家に一緒に行った記憶があります。
フクシン君: 「大変だ、開けてくれ。すぐ電話を貸してくれよ」
夜中にたたき起こされたゲンさんは不機嫌極まりなく、フクシン君を相手にしません。フクシン君はやむを得ず公衆電話ボックスからウルトラ警備隊に電話します。フクシン君の電話はウルトラ警備隊の電話交換手を経て、作戦室につながります。作戦室は各装置の電源が落ちて真っ暗。電話に出たのはソガ隊員。
ソガ隊員は「今ごろ一般市民から。あー、とにかくつないだ」と面倒そうですが、フクシン君から円盤の話を聞くと、「円盤襲来」と気丈な声となり、作戦室の電源を投入します。
- さすがウルトラ警備隊の隊員です。
異変に気が付いて、キリヤマ隊長以下、隊員たちが作戦室に集まってきます。ソガ隊員はキリヤマ隊長に報告。
ソガ隊員:「隊長、アマチュア天文学者から円盤群との報告。観測地点、東経139度40分、北緯35度40分、角度32度。かなり詳しい報告です」
キリヤマ隊長は地球防衛軍の観測班のデータを確認するよう命令。ダンがさっそく観測班に問い合わせます。フルハシ隊員が寝間着姿でのこのこ出てきます。
フルハシ隊員: 「よくあるアマチュアの錯覚だよ。寝ぼけるなよ、ソガ」
- 寝ぼけているのはフルハシ隊員。まったく円盤の話を信じようとしません。
ダンが観測班に確認した結果は、「全天に渡り、そのような襲来事実はないt」でした。「そうれみろ」と、デマだったとフルハシ隊員。ダンは隊長に「一応、パトロールだけしてみましょうか」と提案します。「無駄だよ」とフルハシ隊員が言ったところで、電話がかかってきます。フルハシ隊員が電話に出ます。電話は交換手から。多くのアマチュア天文家からフクシン君と同じような報告が来ているとのこと。キリヤマ隊長は交換手に「知らせてくれた人には丁重に感謝してください。現在調査中ですと」と伝えます。
- キリヤマ隊長。寝ぼけたフルハシ隊員を相手にしません。
隊員たちは関係組織に事実確認を続けます。その他、東京天文台、東京大学天体観測所も異常は認めていません。これらの情報から、キリヤマ隊長は 「よし、おそらく何かの間違いだろう。別の気象状態をアマチュアの数人が偶然錯覚したものと思う」と判断します。
- キリヤマ隊長、あくまでも冷静な判断
- このシーン、収録時には、アンヌ隊員もネグリジェ姿で出ていたようですが、カットになったようです。
シーン変わって星空をウルトラホークでパトロールするダンとソガ隊員。星の数が普段より多いことを不思議に思うダン。しかし、異常は発見できませんでした。幻想的な星空。
- たくさんのシャボン玉、花火を使って満天の星空を表現しています。花火は流れ星。
シーン変わって団地の近くの空き地。フクシン君が寝ていると、上から野球のボールが転がり落ちてきて頭にあたります。フクシン君はボールをとって、野球をしていた少年達にボールを投げ返します。その中に、河原で会ったあの少年がいました。少年はフクシン君のところにやってきます。フクシン君が声をかけます。
フクシン君は少年に、昨晩円盤を発見したこと、そのことを一番に知らせたが、ウルトラ警備隊から錯覚だと言われたとぼやきます。気象の状態で地上の光が蜃気楼となって円盤に見えたというのがウルトラ警備隊の見解でした。その話を聞いた少年は、フクシン君に今日こそ円盤が見られると話をします。
少年: 「おじさん、今日こそ円盤が見られるよ。星が見つかるかなぁ。じゃあね。東の空だよ、きっと」
シーン変わって、蕎麦屋の増田屋。蕎麦屋の主人シゲさんとゲンがフクシン君の話をしています。シゲさんはゲンさんにフクシン君はまだ子どもなんだからやり過ぎだとった言います。ゲンさん、うどんを食べながら、いい年をして、星だの、円盤だのと言っているフクシン君のためを思ってやったというような話をしています。
- シゲさんはミッキー安川さん
そこに、フクシン君が現れます。蕎麦屋でラーメンを頼むフクシン君。フクシン君を見たゲンさんが昨晩の円盤騒ぎの件で怒り出します。シゲさんになだめられるゲンさん。
ゲンさん: 「今度、邪魔しやがったら、双眼鏡なんてたたき折ってやる」
フクシン君: 「あれは、望遠鏡です!」
余計なことを言い、ゲンさんの怒りの火に油をそそぐフクシン君。
シーン変わって夜。あたりのものを叩いて音を鳴らすゲンさん。その様子をうっとうしそうにしながら、望遠鏡をのぞくフクシン君。すると、また円盤の大船団が見えたのです。「円盤だ、宇宙人だ!円盤だ、宇宙人だ!円盤だ、宇宙人だ!円盤だ、宇宙人だ!」と騒ぎ始めたフクシン君。
その様子を見たゲンさんは、フクシン君のいる物干し台に乗り込んでいきます。ゲンさんはフクシン君につかみかかりますが、フクシン君は望遠鏡をのぞいて見てくださいと頼みます。ゲンさん、望遠鏡をのぞいても何も見えないと言い張ります。望遠鏡をのぞいている眼をつぶっています。眼が反対だと突っ込みを入れるフクシン君。ゲンさんが望遠鏡をのぞくと、確かに円盤が見えたのです。
ゲンさん: 「おっ、はっ、ひぇー。おい、すぐ消防署、消防署行こう」
フクシン君:「違うよおじさん、ウルトラ警備隊、ウルトラ警備隊だよ」
- なぜかBGMに詩吟をうたうおじさんの声。実相寺監督らしい演出です。
フクシン君は望遠鏡にカメラを取り付けて写真を撮影します。
シーン変わって作戦室。アンヌ隊員が入ってきて、フクシン君の通報を報告します。
アンヌ隊員: 「隊長、昨日の第一通報者、世田谷区のフクシンさんです。今日は、円盤のフィルムを持って駆けつけたそうです」
キリヤマ隊長:「よし、とにかく写真班に回せ」
アマチュア天文家からたくさんの報告がある一方で、天文台その他の観測所では何の異変も確認されていません。
フルハシ隊員: 「馬鹿げてるよ。こんなデララメな通報をいちいちウルトラ警備隊が真に受けて、パトロールに出動するなんてのは」
キリヤマ隊長: 「何ともなければ、それでいいじゃないか。我々が無駄な働きをすればするだけ、地球は平和ってことだ」
- あくまで冷静なキリヤマ隊長
そこにアンヌ隊員が戻ってきます。
アンヌ隊員: 「隊長、フクシンさんの持参した写真を焼いたんですが、何の異変もないようです」
キリヤマ隊長: 「これからはこの手の通報連絡は広報班にやってもらうか」
アマギ隊員: 「そうですよ隊長、肝心なことがおろそかになるといけません」
ダンとソガはフクシン君の写真を見て、
ダンとソガ隊員:「星が多いな…」
と声を揃えて言います。
- 第4惑星から急接近の2人(笑)
シーン変わって、真夜中。フクシン君が酔っぱらったゲンさんと歩いています。ゲンさんは円盤を認めないウルトラ警備隊に腹が立っている様子。ゲンさんをたしなめるフクシン君。ゲンさんは増田屋の戸を叩いて、シゲさんをたたき起こします。たたき起こされて機嫌を損ねているシゲさんは「いいかげんにしてくれよ、眠れやしないじゃないかよ」とフクシン君に文句を言います。しかし、シゲさんとフクシン君が仲よさそうに歩いている様子をみて、「いたいどういう風の吹き回し第」と驚きます。
シーン変わって昼間の河原の土手の道。フクシン君が自転車で走っています。大きなダンプカーとすれ違い、思わず路肩に転んでしまいます。そこに、またあの少年が現れました。土手にすわって、しみじみと話を始めるフクシン君と少年。
フクシン君: 「お兄ちゃんなぁ、あんまり気が強い方でもないし、星を見ることだけが、楽しみだったんだよ」
少年:「ふーん」
フクシン君: 「どこでもヘマばかりやって、怒られてばかりだろ。それに人間なんて嫌いなんだ」
少年: 「慰めてくれる恋人はいないのかい?」
フクシン君: 「ませてるな、ボクは?」
少年: 「あっ、一番星」
フクシン君: 「いいだろ星はきれいで、星の世界行ってしまいたいよ」
少年: 「ボクがお兄ちゃんの望みをかなえてあげるよ、きれいな星の世界へ連れてってあげる」
フクシン君:「いいだろうなぁ、星の世界で暮らすのは。のんびりと誰にもわずらわされず。でも夢さ、僕の頭はどうかしてるんだ。ありもしない円盤のことなんかを夢中になってウルトラ警備隊に報告したりしたんだから。うちのガラクタ望遠鏡で見えるんなら、警備隊や天文台じゃ、もっと早く見えるはずだもんな」
少年はフクシン君を自分の家に連れていきます。少年の家は望遠鏡屋でした。
- BGMで野球中継が流れます。実相寺監督の演出。
少年は店に並んでいる望遠鏡をがらくただと言いますが、フクシン君にはどれも宝物のようです。フクシン君はひとつの望遠鏡を覗いてみます。すると、円盤の大船団が見えたのです。フクシン君はあわてて少年を呼びます。
フクシン君: 「坊や、ちょっとこの望遠鏡覗いてみてごらん。円盤が見えるかどうか確かめてくれよ」
少年: 「確かめなくたって見えるよ、お兄さん。もっとよく、大きな画面で見せてあげるよ」
そう言うと、少年は押し入れのふすまを開きました。押し入れの中には大きなテレビがあり、その画面にはフクシン君が見た円盤の大船団が映っていました。
少年: 「これは、ペガッサ星雲第68番・・・」
そういうと少年の声が宇宙人の声に変わります。
ペロリンガ星人:「ペロリンガ星で、地球を征服するために送り込んだ円盤群さ
BGMの野球中継、打球の音に続いて大歓声になります。すると、少年が光に包まれます。そして、光の中から現われたのはペロリンガ星人でした。唖然とするフクシン君。
ペロリンガ星人:「君が見たものは正しかったのさ。ウルトラ警備隊や天文台が信用しなかったのは無理もない。私たちは円盤を星にカモフラージュしたんだからね。君の素晴らしい直感で円盤と見えたものも専門家には星としか見えない。それで専門家を油断させるのが、私たちの狙いさ。つまり、ウルトラ警備隊やウルトラセブンをね。私たちななるだけ穏やかに事を運びたいのさ。狼が来たー、幾度も言っているうちに誰も振り向きもしなくなる。本当の狼は、その隙にやって来る。こんな地球の童話を私たちも知っているよ」
- ペロリンガ星人の声は浦野光さんの声を早回ししたものです。
ペロリンガ星人はそういうと黒電話を取り出し、フクシン君にウルトラ警備隊に電話をするよう言います。
ペロリンガ星人:「普通の地球の電話機さ。試してごらん。私は今、宇宙人のペロリンガ星人と話をしていると言って・・・」
電話をかけるフクシン君の頭を「よし、よし」と言いながらなぜるペロリンガ星人。フクシン君はウルトラ警備隊に電話をかけますが、地球防衛軍の交換手は「えっ~、宇宙人の習慣についてのお尋ねですかぁ」とまったく取り合いません。ペロリンガ星人の言うとおり、狼が来たの状態です。
- この交換手、あまりにも馬鹿にした言い方です。
実際にペロリンガ星人と話をしているのに、話を信じてもらえず電話を一方的に切られてしまったフクシン君は呆然としています。
ペロリンガ星人:「ほうら、もう本当のことを信じちゃくれないし、本部の誰にも取り次いでもくれないだろう。人間なんてそんな動物さ。専門家は常にアマチュアより正しいと思っているのさ。そこを突けば、油断している隙に苦もなく地球へ大円盤群を着陸させられる。ははっ、約束を果たしてあげよう。私は地球に飽き飽きした君を星へ連れていってあげるよ。もう随分大勢の地球人を私は星へ連れていってあげたんだ。ほら、ある日突然蒸発して、いなくなった人たちが、君の身の回にもいるだろう」
最初は呆然とした顔をしながら聞いていたフクシン君ですが、ペロリンガ星人の誘惑にすっかり耳を傾けてしまっています。
シーン変わって地球防衛軍基地メディカルセンター。 アンヌ隊員、ソガ隊員、ダンがフクシン君の撮った写真を見ています。
アンヌ隊員: 「いいこと、星が一瞬の露光で写るわけがないとしたら、これはなんだと思う?これは星じゃないのよ。星に見せかけた円盤群なのよ、やっぱり。異常発光物体だから、アマチュアのカメラにも写ったってわけ」。写真をじっくり見て、顔を見合わせるダンとソガ隊員。
作戦室。ダンがフクシン君の電話に不審な点があることを報告します。
ダン: 「隊長、ここの所なんです」
テープ: 「あのね警備隊や天文台の観測機は強力な磁気と、何だっけ?・・・"不透視バリヤ"・・・不透視バリヤーだってさ、そいつで見えるものも見えなくされちまっているんだよ。わかんないのかい、宇宙人が来襲」
テープに別人の声が入っていることがわかりました。キリヤマ隊長は、ダンとソガ隊員にパトロールを命令します。
ダンとソガ隊員はウルトラホーク1号で出動。宇宙をパトロールします。たくさんの光がホーク1号を攻撃します。やがて、ペロリンガ星人が飛んできます。すると、その後を追うように
ウルトラセブンも飛んできました。ウルトラセブンとペロリンガ星人と円盤の戦いが始まります。よくわからない状態の中で、どうやらウルトラセブンが勝利を収めたようです。大爆発するペロリンガ星人。
シーン変わって、フクシン君のアパート。フクシン君がポインターで送られてきます。町の人たちがフクシン君を取り囲みます。
ダン:「いずれ、ウルトラ勲章は君のモノさ」
アンヌ隊員: 「サブロウさん、これからもがんばってね」
ゲンさん:「いい青年だよ。俺は昔から目をつけていたんだ!」
ゲンさんの変わりように 「ほぉう」と感心するシゲさん
盛り上がる町の人たちから逃げるように去るフクシン君。物干し台にのぼって満天の星空を見上げます。星の輝きの中、夜は更けていきます。
シーン変わって、翌朝。廃棄物の瓦礫に囲まれた道を自転車で走り、工場へと向かうフクシン君。工場のサイレンが鳴ります。ウルトラ勲章をもらったところで、生活は変わりません。またいつもと同じ1日が始まろうとしています。もしかすると、フクシン君は、ペロリンガ星人に星空に連れて行ってもらった方が良かったのかもしれません。
瓦礫に囲まれた道を自転車で走り去っていくフクシン君。
ここで終劇です。
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