北海道の逸品珍味 ほっけのとば
先週、「アユの開きとホッケのとば酒」という記事を書きましたが、 ほっけのとばの写真を撮っていました。
前とは違い、ほっけは全国各地で食べられるようになりましたが、ほっけのとばを知っている人はあまりいないのではないかと思います。
ほっけのとばを知らなくても、鮭とばを知っている人はいると思います。
鮭とばは鮭の半身を皮のついたまま縦に短冊のように切ります。それを洗って干したものです。ほっけで作ったのが、ほっけとばになります。
ほっけのとばは脂がのっていてとても美味しいです。酒の肴にぴったりです。
先日、紹介したとおり、細かく切って焼いて、ひれ酒のようにしても、美味しく頂けます。その際、焼くのをお忘れなく。
手に入れる機会があったら、そのまま食べるだけでなく、是非、ひれ酒をつくってみてください(実際は皮なので皮酒か)。
ところで、とばは感じで冬葉と書きます。アイヌ語のtupa(トゥパ)が語源という説があります。tupaは、アイヌの保存食で、鮭の身を縦に細かく切った乾物です。
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