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2013年5月12日 (日)

ウルトラセブン第32話「散歩する惑星」放映45周年!(1968/05/12 19:00)

 ウルトラセブンは1967年10月1日に放送が開始されました。1968年5月12日は第32話「散歩する惑星」が放映された日です。

 作戦室。V2からの緊急連絡が入ります。ソガ隊員が「未確認飛行物体が地球に接近警戒を要す。アステロイドベルトから外れた小惑星と推測される」とマナベ参謀とキリヤマ隊長と報告します。

 フルハシ隊員が「そんな星屑なんか、大気圏突入で燃え尽きてしまいますよ!」と少しお気軽な応答。マナベ参謀は念のためパトロールを強化することを決断、キリヤマ隊長がフルハシ隊員、ダン、アマギ隊員に24時間のパトロールに就くよう命令します。

 フルハシ隊員、ダン、アマギ隊員はウルトラホーク1号でパトロールに出動。間もなくホーク1号は空中を浮かんで飛ぶ島を発見。フルハシ隊員が本部に連絡。キリヤマ隊長は信じられない様子。

 ホーク1号は島と衝突しそうになります。島が光線を発し、ホーク1号を捕まえてしまいます。アンヌ隊員がホーク1号を呼び続けますが、連絡が途絶えてしまいます。キリヤマ隊長はマナベ参謀に「もしや、例の惑星では」と言い、ホーク3号で捜索に向かいます。しかし、空飛ぶ島の影すら発見することはできませんでした。

  • もしや例の惑星ではと気が付くキリヤマ隊長。なぜ、空飛ぶ島の報告は信じられなかったのだろう・・・

 シーン変わって。岩山にホーク1号が不時着しています。コクピットで、ダン、フルハシ隊員、アマギ隊員が気を失っています。ダンが気が付き、フルハシ隊員とアマギ隊員を起こします。どうやら、ホーク1号は空飛ぶ島の岩山に不時着したようです。

 3人はホーク1号から降りて、あたりを捜索します。「まるで鬼ヶ島だな」とアマギ隊員。ダンがビデオシーバーで本部に連絡をしようとすると、妨害電波のような音がしてつながりません。

 3人は岩山の霧の中に近未来的な建物を発見します。「ここは地球じゃないんじゃないのか?」と疑うアマギ隊員。「いや、地球らしいぞ」と答えるフルハシ隊員。ダンが「それも日本ですよ、ほら」と指さす方向に富士山。地球防衛軍のすぐ側だと安心する3人ですが、すぐに建物の疑問に気が付きます。

ダンが宇宙前衛基地と言って、3人は岩陰に隠れます。岩陰でダンはピンク色の石を発見します。どうやら、この石は地球のものではなく、おそらくV2報告してきたアステロイドベルトから外れてやってきた小惑星のもののようです。3人は、建物が侵略基地だったら大変だということで、建物に向かいます。

  • このときダンが小惑星のことを「散歩する惑星」と呼びます。

シーン変わって、建物の内部に潜入しようとする3人。ダンが窓から内部を伺います。内部には装置が並んでいて、誰もいません。ドアを開けて入ろうとしますが、ドアが開きません。諦めたところ、突然、ドアがひとりでに開きました。3人が中に入ると、基地には誰もいなく、無人基地であることがわかります。

基地内の装置からは強力な電磁波が出ていることにアマギ隊員が気が付きます。アマギ隊員がメインの機器を止めようとすると、きちのドアが閉まってしまいます。ドアは固く閉ざされてしまいました。すると、地震が起こります。

シーン変わって地球防衛軍基地。レーダーを始めとする基地の機能が停止しています。ナレーションが入ります。

「その頃、小惑星から発信される出力およそ数億万キロの怪電磁波のために、通信網が大混乱。被害はエレクトロニクス諸機械にまで及んだため、地球防衛軍では触角であるレーダーやウルトラホークも使用不能に陥っていた。一方キリヤマ隊長は、ダン、フルハシ、アマギ隊員が、昨夜消息を絶ったのは、怪電磁波を発する小惑星に関係があるものと断定。3隊員の救出と小惑星の調査に赴いたのである」

キリヤマ隊長、アンヌ隊員、ソガ隊員がポインターで小惑星の方へ向かいます。ところが、小惑星に接近しようとすると、ポインターは何か見えない壁にぶつかったようで前へ進むことができません。ポインターは空中に飛び上がって、前に進もうとしますが、見えない壁に跳ね返されます。3人は車を降りて見えない壁を確認します。石を投げると、石が跳ね返ってきました。どうやら電磁バリアがはられているようです。ポインターのレーザー光線も跳ね返されてしまいます。

  • レーザー光線が壁で反射されますが、反射の法則は成り立っていないようです(入射角≠反射角になっています)。

 アンヌ隊員が、バリアの向こうを双眼鏡でのぞくと、ホーク1号が見つかります。ソガ隊員とアンヌ隊員がビデオシーバーで連絡しますが、妨害電波で通信できません。すると、ソガ隊員が小惑星が移動していることに気が付きます。ポインターのレーダーで確認したところ、小惑星が目指しているのは、地球防衛軍基地でした。3人は基地に戻ります。

 シーン変わって作戦室。マナベ参謀、キリヤマ隊長を始めとする面々がこの状況を脱するための作戦を検討しています。マナベ参謀は、妨害電波でミサイルを使えない状態では、妨害電波にくらいついてゆく新兵器キリーを使うしかないと決断します。しかし、小惑星にはダンたちがいます。

 そこに、アンヌ隊員がやってきます。アンヌ隊員の調査によると、小惑星はあと53分でこの基地に到達することがわかりました。マナベ参謀はあと20分待つことを決めます。そして、マナベ参謀はキリーの発射準備を命じます。

 シーン変わって建物内。アマギ隊員が装置を調べています。まだ、時間がかかるようです。ダンが、この惑星が地球防衛基地に接近していることから、この惑星自体が時限爆弾になっているかもしれないことに気が付きます。このままでは3人は味方の標的になってしまいます。すると、アマギ隊員がドアのロックを解除します。突然、ドアが開き、3人は外へ投げ出されてしまいます。

 小惑星から脱出を試みる3人。ホーク1号に乗り込みますが、電磁波の影響でエンジンがかかりません。小惑星はどんどん地球防衛軍基地に近づいていきます。何か動力の音が聞こえます。何かが始動したようです。このままでは、ホーク1号は発進できません。ダンが電磁波を止めにいくと言って、ホーク1号を出て行きます。だ電磁波が止められない場合、ダンは建物を形態爆弾で爆破するつもりです。

ダンが表に出ると、岩山の陰から怪獣リッガーが現れます。ダンはウルトラアイを取り出し、目に取り付けますが、なんと変身できません。強力な電磁波のため、変身もできなくなってしまっているようです。

  • リッガーは恐竜戦車をリメークした怪獣です。

リッガーに気が付いたフルハシ隊員、アマギ隊員がホーク1号の外に出て応戦。しかし、リッガーにはききません。リッガーはホーク1号を蹴散らしてしまいます。ホーク1号は爆発炎上。リッガーは2人に向かってきます。その様子を見ていた、ダンはカプセル怪獣アギラを召喚します。

  • カプセル怪獣の召喚は電磁波の影響は受けないらしい

 リッガーとアギラが戦っているうちに、ダンは建物に戻り、電磁波装置の停止を試みます。装置を止められないとさとったダンは、装置に携帯爆弾を仕掛けます。建物の爆破に成功します。ダンは爆破の瓦礫があたって気絶してしまいます。リッガーとアギラの死闘が続きます。

 シーン変わって作戦室。ついに決断をくだす時間になりました。すると、ダンが電磁波装置を破壊したため、基地の機能が復帰します。マナベ参謀、キリヤマ隊長、ソガ隊員、アンヌ隊員はひとまず安堵します。

 そこに、フルハシ隊員とアマギ隊員から連絡が入ります。ホーク1号がやられたこと、小惑星自体が時限爆弾になっており、怪獣がめっぽう強いので、自分たちに構わずミサイル攻撃するよう進言します。やむなく、キリー攻撃用意の命令を下すマナベ参謀。

 シーン変わって小惑星。ダンは気絶しています。リッガーとアギラの死闘が続いています。アギラはリッガーの尾に巻かれて、岩に叩きつけられてしまいます。アギラがピンチを迎えたところで、ダンが気が付き、アギラをカプセルに戻します。ダンはウルトラアイを取り出して、ウルトラセブンに変身。電磁波の影響はなくなっていますから、今度は問題なく変身できました。

 リッガーとウルトラセブンの戦いが始まります。その様子を見たマナベ参謀はキリーの発射を待つよう命令します。その間に、キリヤマ隊長、ソガ隊員、アンヌ隊員が3人の救出のため小惑星に向かいます。

 ウルトラセブンはリッガーの長い尾に苦戦しています。そこにホーク3号が到着。キリヤマ隊長、ソガ隊員、アンヌ隊員、フルハシ隊員、アマギ隊員と合流します。ダンを手分けして探すことに。

 ウルトラセブンはアイスラッガーをいったん手にとってから投げつけ、リッガーの首を跳ね飛ばします。切り落とされたリッガーの首は目が点滅して光ってます。ウルトラセブンは何かに気が付き、首を拾って、空へ飛び立ちます。

 ウルトラ警備隊の隊員たちはダンを発見することができません。時間切れとなり、やむを得ずダンを残してホーク3号で小惑星から脱出します。

 小惑星が空中に浮かび上がります。どうやら、怪獣の頭部が誘導電波を発しているようです。ホーク3号は小惑星を脱出、小惑星は首をもったセブンを追いかけているようです。やがて、小惑星は時限爆弾で爆発します。

 空を飛んでいくウルトラセブン。ここで終劇です。

  • この最後、めずらしく、ダンが無事だったというシーンがありません。

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