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2013年4月24日 (水)

水飲み場型攻撃のコンピュータウイルスとは

 特定の組織の従業員や特定の個人を標的にして、ウイルスを含むメールなどを送りつけてウイルスに感染させる攻撃を標的型攻撃と呼びます。これまで、企業や組織を狙ったウイルス攻撃と言えば、標的型攻撃が主流でした。

 ところが、最近では特定の組織の従業員や特定の個人が信頼して利用している正規のWebサイトにウイルスを仕掛けておき、そのWebサイト経由でウイルスを感染させるタイプのものが多くなってきました。このように攻撃の対象とした組織の従業員や個人が普段安心して利用しているWebサイトを経由してウイルスに感染させる攻撃を水飲み場型攻撃と呼びます。

 このタイプの攻撃は、ユーザーのコンピュータの脆弱性を利用して攻撃をしかけてきます。そのため、コンピュータにウイルスチェックのセキュリティソフトウェアをインストールしているだけでは対策は不十分です。OSのアップデートはもちろんのこと、ブラウザ、Java、アドビ・フラッシュなどのアプリケーションを常に最新バージョンにしておく必要があります。

 なお、正規のWebサイトにウイルスを仕掛ける攻撃は以前からありましたが、不特定多数を対象としたものは水飲み場型攻撃とは呼びません。

 しかし、不特定多数を対象としたものも技術的には同じ方法で攻撃をしかけてきますので、個人のパソコンだから心配ないということはありません。常にパソコンは最新のアップデートを施すようにしましょう。

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