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2013年4月 7日 (日)

ウルトラセブン第27話「サイボーグ作戦」放映45周年!(1968/04/07 19:00)

 ウルトラセブンは1967年10月1日に放送が開始されました。1968年4月7日は第27話「サイボーグ作戦」が放映された日です。

 夜間、アサヒ沼に赤い火の玉が落下。次の日の朝、ウルトラ警備隊のノガワ通信隊員と、婚約者のサナエが、アサヒ沼の公園にオープンカーをとめて話をしています。どうやら2人は独身のソガ隊員に婚約の挨拶に行くようです。ソガ隊員にいびられるのはかなわないので、結婚の挨拶だけにしようと話をしています。

 その後、2人の乗った車はその場を走り去ります。沼が何やら涌き立っています。2人の車が林道を走っていると、突然、車がバックで逆走し始めます。何が起きたのかわからない2人はパニック状態に。

 そのとき、沼の水面にカブトガニのような形をした潜水艦あるいは宇宙船のような物体が現れ、2人の乗った車はその物体に吸い込まれてしまいます。再び、沼に沈んでいく物体。

 林道を唄を歌いながら歩く若者たち。倒れているサナエを見つけます。すぐに女が倒れていると、ウルトラ警備隊に連絡が入ります。

 電話を取ったのはダン、ソガ隊員に一緒にパトロールに行こうと声をかけます。ソガ隊員がヘルメットに手をのばすと、フルハシ隊員が、ソガ隊員に「もうじきお客が来るんだぞ」と声をかけます。アンヌ隊員の話によると、ソガ隊員の友達と婚約者が挨拶に来るそうです。この話を聞いて、アマギ隊員が、パトロールの交代を申し出ますが、ソガ隊員は自分で行くと言い、ダンと出動します。

  • ウルトラ警備隊のノガワ通信隊員がお客というのが違和感ありますが、まぁ婚約者のサナエを連れて来るので、サナエがお客ということなのでしょう。

 ポインターで現場に到着したダンとソガ隊員。すぐに2人は倒れているサナエに声をかけます。サナエはうわ言でノガワの名前を呼んでいます。ダンはサナエを基地に連れていき、ソガ隊員はノガワを探します。

 ソガ隊員はまもなく車のオイルが漏れた後を発見します。そのオイルをたどっていくと、沼のところでオイル漏れが途絶えていました。

 このとき、沼の水面が泡立っています。ソガ隊員は気が付いていません。

 そこへ、フルハシ隊員とアマギ隊員が応援にやってきます。3人はゴムボートを出し、フルハシ隊員が沼の中にめもぐり、ノガワ隊員を捜索します。しかし、ノガワ隊員は見つからず、その後、アサヒ沼を含む第33地区をはじめその他の蓄でも何も異常は起きませんでした。

 キリヤマ隊長はアサヒ沼を中心にB地区の捜索をすることを決めます。心配そうな表情をするソガ隊員に、ダンが何か手がかりが見つかるかもしれないと声をかけます。

 シーン変わってアサヒ沼。水面に涌き立ち、霧がかかっています。そして、宇宙船の中。ノガワ隊員は宇宙船につかまっていました。女が、ノガワ隊員に「お前は今、新しい生命を得た。その生命を我々のために使ってもらう」と声をかけます。うなずくノガワ隊員。女は続いて「お前はボーグ星人によって選ばれた人間なのだ。わかるだろうね。お前は地球防衛軍の一員である資格をフルに使って、我々のために働いてもらわねばならない」と話を続けます。

 ノガワ隊員を捉えたのはボーグ星人でした。ノガワ隊員に透明なプラスチックのケースがかぶせられ、青白い電撃が加えられ、ケース内部に白い煙が充満します。どうやらノガワ隊員はサイボーグに改造されてしまったようです。ボーグ星人はノガワ隊員を解放します。ボーグ星人がその姿を現します。

 夜間、サナエの部屋にノガワ隊員がやってきます。しばらく、秘密を要する仕事ができたので、しばらくお別れにきたと伝え、部屋を出て行きます。サナエはノガワを追いかけて部屋を出ますが、ノガワの姿はありませんでした。

 その後、ノガワ隊員がウルトラ警備隊の作戦室に現れます。ソガ隊員がノガワ隊員をせめたてますが、キリヤマ隊長が無事で何よりと、その場を制します。キリヤマ隊長は休養するように命じます。ダンはノガワ隊員の様子が死人のようでおかしいことに気が付きます。隊員たちが談笑する中、ダンは様子を見ると言って出て行きます。

 ダンはノガワ隊員をつけていきます。ノガワ隊員が部屋にはいります。部屋から警備員が倒れて出てきます。ダンが部屋に入ると、そこには倒れた警備員が数人。ダンは警報ボタンを押します。

 ウルトラ警備隊の隊員が集まり、ノガワ隊員を手分けして探すことに。ダンとアンヌがノガワ隊員を発見しますが、ノガワ隊員はその場を走り去り、壁の前で姿を消してしまいます。アンヌが隊長を呼びに行きます。ダンは壁を透視しようとしますが、見ることができません。ウルトラ警備隊はノガワ隊員の捜索を続けます。

 ノガワは基地のある部屋で爆弾をしかけています。その様子をウルトラ警備隊の面々が見ています。そして、ダンがノガワ隊員に声をかけます。ノガワ隊員は「午前6時、この基地が、勤務交代の隊員でいっぱいになるときが、地球防衛基地の最期なのだ。地球はあと数時間で、我々ボーグ星人のものになるのだ」と作戦を説明します。ダンはノガワ隊員を捕まえようとしますが、逆にノガワ隊員にボコボコに殴られてしまいます。その様子を見かねたキリヤマ隊長が「2人ともやめろ」と制しますが、2人の戦いは続きます。ノガワ隊員がダンにとどめをさそうとしているところで、キリヤマ隊長がソガ隊員に、ショックガンでノガワ隊員を撃つよう命令します。

 キリヤマ隊長はノガワ隊員が持っていたプレート爆弾を発見。隊員たちは、ノガワ隊員が仕掛けて爆弾を捜索します。爆弾は発見され撤去されていきます。

 シーン変わってメディカルセンター。ダンとノガワ隊員が気を失っています。キタムラ博士がノガワ隊員のレントゲン写真を見て、「ノガワ隊員は完全ではありませんが、サイボーグになっています」と説明します。ノガワ隊員は脳の中に仕掛けれた催眠プレートで操られているようです。キタムラ博士は手術の準備をします。

 ノガワ隊員はうわ言で、「アサヒ、アサヒ」と言います。キリヤマ隊長はアサヒ沼と関係があると考え、アンヌ隊員とホーク1号でアサヒ沼に出動します。そして、アサヒ沼に熱ミサイルを発射します。アサヒ沼は干上り、そこに宇宙船が姿を表します。ホーク1号は宇宙船に攻撃を仕掛けます。そして、マグネチック7を投下し、宇宙船を爆破します。

 シーン変わってメディカルセンター。フルハシ隊員とソガ隊員が深刻な顔をしています。どうやら、プレート爆弾があと1個見つからないようです。6時まであと10分しかありません。

 そこへ、女の姿をしたボーグ星人がやってきます。女はペンダントから青い光を放ち、フルハシ隊員、ソガ隊員、キタムラ博士を倒します。

 女はノガワ隊員に近づき、爆弾1つでも基地を爆破できるが、ノガワ隊員にお前は裏切ったとペンダントをノガワ隊員に向けます。そのとき、ダンが気が付いて、ペンダントをウルトラガンで打ち抜きます。女はボーグ星人に姿を変えて、逃げていきます。ダンはウルトラセブンに変身します。

 ウルトラセブンとボーグ星人は巨大化し、戦い始めます。ウルトラセブンがプレート爆弾の残りの1個のありかを聞きます。ボーグ星人は不気味な笑いを浮かべます。ウルトラセブンはボーグ星人に襲いかかりますが、かわされてしまいます。その勢いで谷底に落ちてしまいます。ボーク星人は谷底に落ちたウルトラセブンに、残りの1個は、お前につけてあると答えます。

  • セブンは必死に崖につかまっています。薩摩次郎を見習ったのかな。

セブンは自分につけられた爆弾を取り外し、ボーグ星人に投げつけます。爆弾が爆発します。

  • 基地を爆破できる爆弾の割に、威力があまりない

ウルトラセブンとボーグ星人の戦いが始まります。ボーグ星人は強く、ウルトラセブンは苦戦。ボーグ星人はウルトラセブンを打ちのめして、いったん空に飛び立ちます。戻ってきて、ウルトラセブンに向かって、頭部から光線を発射。

ウルトラセブンは光線をかわし、今度はウルトラセブンが空に飛び立ちます。戻ってきたウルトラセブンはアイスラッガーを投げつけます。ボーグ星人の首が切り落とされ、ウルトラセブンの勝利。

 シーン変わって、事件から数週間後。協会の鐘がなるなか、ノガワ隊員とサナエの結婚式。2人はがライスシャワーを浴びて、空き缶を取り付けたハネムーン行きの自動車に乗り込みます。2人を見送るウルトラ警備隊の隊員たち。走り去る自動車。ここで終劇です。

  • ウルトラ警備隊の隊員はフォーマルスーツを着て、2人を見送っています。よく見ると、キリヤマ隊長、フルハシ隊員、ソガ隊員、ダンの4人しかいません。アンヌ隊員とアマギ隊員がいません。ひし美さんの本によると、2人は小樽の雪祭りのパレードに営業で参加していたようです。

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