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2013年3月 2日 (土)

牛肉ユッケが加工済みのパック詰めで復活の兆し

 平成23年に起きた焼肉店の集団食中毒事件をきっかけとして、ユッケや牛刺しなど牛肉の生肉の提供のための加工・調理の基準が厳しくなりました。これにより、焼肉店での牛生肉の提供が事実上不可能となり、多くの焼肉店のメニューからユッケや牛刺しが消えてしまいました。

 ところが、ユッケや牛刺しを食べたいという消費者からの要望は少なくありません。この要望に対応するため、全国焼き肉協会が食肉メーカーや厚生労働省と話を進め、加工工場で基準を満たす加工を施したパック詰めの牛肉であれば、店舗での調理が不要となるので、安全に提供することが可能という結論に達しました。現在、既にパック詰めユッケがメーカーから発売されています。大手の焼肉チェーン店で食べられるようになってきました。 この加工工場、もう少し頑張れば地域ごとでの産業にもなりそうな感じもします。

 ただし、あくまでも加工食品なため、特定のブランド牛のみを提供しているようなお店には対応できません。店舗でも安全に提供できる調理方法が確立しない限りは、以前のように、どこでも食べられるという状況にはならないでしょう。

この加工工場の仕組み、もう少し頑張れば、店舗の細かい要望にも対応でき、地域ごとでの産業にもなりそうな感じもします。

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