ウルトラセブン第21話「海底基地を追え」放映45周年!(1968/02/25 19:00)
ウルトラセブンは1967年10月1日に放送が開始されました。1968年2月25日は第21話「海底基地を追え」が放映された日です。
夜の海。空には流星。海上の船で船員と船長が流星について話をしています。船長が流れ星にはいろいろ不吉な物語があるよというと、突然、海面が涌き立ちます。どうやら、何かが起こっているようです。
- いきなりペガッサの音が聞こえます
シーン変わってウルトラ警備隊作戦室。北九州で第3黒潮丸が行方不明という連絡。タケナカ参謀は最近の海難事故が何かおかしいことに気が付いています。すると、そこにSOSが入ります。発信源は南鳥島の北北西113キロの地点。キリヤマ隊長はアマギ隊員に出動を命じます。アマギ隊員はウルトラホーク3号で現場に急行。
- アマギ隊員が1人で出動というのはあまりありません。最終回への伏線みたいなものを感じてしまいます。
そこに、ダンとアンヌがポインターで帰ってきます。どうやら黒潮丸船長の遺族に会ってきたようです。家族の話によると、沈没直前に海上から緊急電話が入り、戦艦大和が現れたと話をしたところで電話が切れたようです。
パトロールからアマギ隊員が帰ってきました。アマギ隊員はSOS 受信からわずか30分で遭難地点に到着しましたが、現場には油も破片も見当たらなかったようです。普通の遭難ではないと考えるキリヤマ隊長。
そこへ、ソガ隊員がパリ本部から連絡が入ったと報告します。タケナカ参謀がパリ本部と交信します。パリ本部は、地中海や大西洋で行方不明の船舶が続出しているが、極東地域ではどうかと打診してきたのです。どうも船舶の遭難は世界中の海で起こっているようです。キリヤマ隊長は徳之島付近の捜索を始めるよう決断します。フルハシ隊員とアマギ隊員がハイドランジャー1号、2号でそれぞれ出動します。
- 徳之島には船艦大和の慰霊碑が建立されています。
- ハイドランジャーの出動シーンが見られます。
ハイドランジャー1号と2号は徳島付近の海底を捜索。フルハシ隊員が、改訂に沈没している大和が見当たらないと報告してきます。水深430メートル、計器にも異常はないようです。そのとき、フルハシ隊員は白黒模様のヒトデ型の物体を発見します。キリヤマ隊長はフルハシ隊員に追跡を命じます。しかし、フルハシ隊員はすぐにヒトデ型の物体を見失ってしまいます。フルハシ隊員はアマギ隊員に、ヒトデ型の物体を発見したので注意するよう連絡します。アマギ隊員が捜索を続けていると、ヒトデ型の物体に攻撃を受けてしまいます。アマギ隊員は気絶してしまいます。間もなく、キリヤマ隊長はハイドランジャー2号のアマギ隊員の応答がないことに気が付きます。キリヤマ隊長も自らホーク1号で海上捜索に向かいます。
キリヤマ隊長が不在のウルトラ警備隊の作戦室。伊豆下田に怪物が現れたという連絡が入ります。タケナカ参謀がダンにウルトラホーク3号で出動を命じます。また、ソガ隊員とアンヌ隊員にはポインターで出動して住民の救援に向かうよう命令します。
- 多くの場合は、ダンとアンヌ隊員が一緒に行動するのですが、今回は別行動です。
タケナカ参謀はキリヤマ隊長に連絡し、伊豆に怪物が出たので、帰投するように命じます。キリヤマ隊長はアマギ隊員の捜索をフルハシ隊員に託し、伊豆へ向かいます。現場に残ってアマギ隊員のハイドランジャー2号を捜索するフルハシ隊員。しかし、そこにまたヒトデ型の物体が現れて、今度はハイドランジャー1号に攻撃を仕掛けます。フルハシ隊員は気絶してしまいます。ハイドランジャー1号、2号はヒトデ型の物体に拿捕されてしまいます。
戦艦大和の怪物が下田に現れ、町に対して艦砲射撃を開始します。そこにダンのウルトラホーク3号が到着。怪物に攻撃を開始します。そして、すぐにソガ隊員とアンヌ隊員のポインターが到着します。ポインターもミサイルで怪物の攻撃を開始します。怪物はウルトラホーク3号が攻撃、ウルトラホーク3号が被弾して海の中へ墜落してしまいます。
そこにキリヤマ隊長のウルトラホーク1号が到着します。ウルトラホーク1号は宙返りをしたり、背面飛行をしたりして、怪物に着実に攻撃を加えます。爆発炎上する怪物。ウルトラホーク1号は怪物の動きを止めることに成功します。キリヤマ隊長はこの後、基地に帰投。ソガ隊員とアンヌ隊員が現場に残ります。
- キリヤマ隊長が優秀なパイロットであることが描写されています。さすがV3から来た男ことクラタ隊長の盟友です。
ウルトラ警備隊作戦室。パリ本部から連絡が入ります。怪物の名前はアイアンロックスと呼ばれ、沈没した戦艦などの海底の無限の鉄屑を利用した強烈な爆弾ロボットであることが判明。欧州各国の基地が狙われ、静止して15分後に爆発するようですが、敵の本拠地はわかりませんでした。
作戦室にはタケナカ参謀とキリヤマ隊長。フルハシ隊員とアマギ隊員のハイドランジャーはヒトデ型の物体に拿捕されたままです。ダンは海中に墜落したウルトラホーク3号の中で気絶しています。アイアンロックスの爆発予定時刻は20時35分、あとわずか13分しか残されていません。
ソガ隊員とアンヌ隊員がアイアンロックスを監視していると、アイアンロックスの赤いランプが点滅を開始し、再び動き始め、艦砲射撃を開始します。ソガ隊員とアンヌ隊員に安全なところまで引き上げるよう命令するキリヤマ隊長。
改訂に沈没したウルトラホーク3号。ダンがやっと気が付きます。異変を察知したダンはウルトラアイを取り出し、ウルトラセブンに変身します。
ウルトラセブンがアイアンロックスに対峙すると、いきなり声が聞こえてきます。声の正体はアイアンロックスを操るミミー星人。
「ハッハッハッハ、来たかセブン。君は、我々の力を知らなすぎる。我々は、海底に眠るこの豊富な資源。それも地球人が、利用していないものをいただくだけだ」
- ミミー星人の目的は地球人が利用していない資源の回収?
すると、いきなりアイアンロックスからチェーンが発射されます。チェーンの先には手錠と足錠がついています。チェーンにつかまり、手足の自由を奪われて、動きを止められるウルトラセブン。アイアンロックスはウルトラセブンごと爆発するつもりです。時計の音が鳴り響きます。もう時間切れというところで、ウルトラセブンは体をぐるぐると回転させます。するとチェーンが切れ、ウルトラセブンは自由を取り戻します。すかさず、ウルトラセブンはエメリューム攻撃でアイアンロックスを攻撃。アイアンロックスは爆発炎上します。
- アイアンロックスが自爆したときの爆発はどれぐらいの規模だったのでしょう。この程度の爆発炎上ではウルトラセブンを巻き込むことはできなかったように思いますが・・・
ヒトデ型の物体はミミー星人の円盤でした。ミミー星人の円盤は拿捕していたハイドランジャーを捨てて逃げ出します。海中から浮上し飛んでいくところを、ハイドランジャー2隻が攻撃し、円盤を破壊します。
- やはり円盤の後始末はウルトラ警備隊の役割です。
昇る朝日、それを見つめるダン。ここで終劇となります。
- ウルトラホーク3号はどうなったんだろう・・・。
- 戦艦大和は伊豆下田の海底に沈んでいることになる
- しかし、タイトルにもありますが「海底基地」はどこで、どうなったんだろう。
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