安藤勝己騎手が引退
安藤勝己騎手(栗東・フリー)が1月30日の朝に引退を表明しました。 安藤勝己騎手は会見で「昨年の秋くらいから、納得いく騎乗ができなくなった。今までどおり騎乗数を絞ることも考えたが、引退を決意しました」と述べています。
安藤勝己騎手は昨年11月24日に京都競馬場で行われた京阪杯でバドトロワ(6番人気、15着)に騎乗して以来、レースに出場していませんでした。また、今年1月の騎手免許の更新手続きも行っていませんでした。ライセンスの有効期限は2月末までとなっていますから、2013年2月28日をもって引退ということになります。
安藤勝己騎手は1976年に地方競馬の笠松競馬場でデビューしました。笠松競馬場ではオグリキャップの主戦騎手と知られ、1994年1月15日の阪神競馬場で行われたサラ系5歳上900万円以下でダンディタイタンで中央競馬で初騎乗で1着となりました。
1995年に桜花賞トライアルの報知杯4歳牝馬特別(報知杯FR)でライデンリーダーに騎乗し優勝した際に、中央競馬のG1制覇を目指すことを決意し、中央競馬へ移籍するためJRA騎手試験を受験しました。騎手試験には2002年に合格し、2003年3月1日に中央競馬でデビューを果たしました。その3月末には第33回高松宮記念で3番人気のビリーヴに騎乗し、見事にG1を初制覇しました。翌年の2004年には1番人気のキングカメハメハに騎乗し、ダービーを制覇しています。
JRAでの通算成績は地方競馬騎手だった時代も含めて、6593戦1111勝です。2010年には地方・中央で史上初100賞をあげています。JRA重賞はG122勝を含めて81勝です。
安藤勝己選手は地方競馬から中央競馬デビューの門戸を開いた騎手です。その後、たくさんの後進が安藤勝己選手に続いて中央競馬デビューを果たしました。
安藤勝己騎手、ご苦労さまでした!
この勝ちっぷりは本当に衝撃的でした。地方にこんな強い馬がいるのかと・・・
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