Google Knowledge Graph (グーグル・ナレッジグラフ)を使ってみた
Google Knowledge Graph (グーグル・ナレッジグラフ)が日本語に対応という記事を書いたら、ちょうどナレッジグラフが利用できるようになりました。さっそく使ってみました。
先日のGoogleのデモでは、ルーブル美術館を例に説明されていましたが、ここでは他のキーワードについて考えて見たいと思います。
次はキーワードを「日本」として検索した結果です。「日本」というキーワードの意味を認識して、従来の検索結果の右側にナレッジグラフの結果が表示されます。
国旗、首都の東京が指し示された日本地図、国番号、面積、人口、名目GDP、通過など日本に関する基本的な情報が表示されます。その下には、富士山などの名所の写真が表示されています。
続いて、「スカイツリー」で検索してみました。結果は次の通りです。スカイツリーの各部までの高さが表示された写真、アクセスマップ、概要が表示されます。その下には、他の人はこちらも検索というカテゴリが表示され、東京タワーなどの観光名所が表示されます。
同音異義語を検索してみる
このナレッジグラフで一番便利なのは、同音異義語の検索かもしれません。同音異義語で検索したとき、自分の意図していない意味の検索結果がたくさん表示され、目的の情報を探すのが難しいときがあります。このようなときに、ナレッジグラフは威力を発揮してくれます。
例えば、キーワードに「カブ」と入力したとき、従来の検索機能は、ホンダのスーパーカブと野菜のカブを検索結果として出してきます。画像検索ではスーパーカブばかりが出てきます。ナレッジグラフの機能が働いた状態で、「カブ」で検索すると、次の図のように通常の検索結果の右側に、ホンダ・カブか野菜のカブかを選択することができるようになります。こちらを検索の方に表示されている野菜のカブを選ぶと、こちらが入力した「カブ」の意味が野菜であることを認識し、検索結果にはスーパーカブは表示されなくなります。
同じように「ジャガー」で検索すると、自動車のジャガーか、動物のジャガーかを選ぶことができます。雑多な検索結果が表示されてしまうキーワードの検索で威力を発揮するでしょう。
やってみると、いろいろ面白いです。「タイガース」と入力すると、野球チームとグループサウンズのタイガースが出てきます。
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