ジャミラを倒したウルトラ水流
ジャミラは宇宙開発競争が盛んに行われていた頃に、某国から打ち上げられた宇宙船に搭乗していた地球人宇宙飛行士でした。
彼は宇宙船の事故で水が存在しない星に不時着し、体がその環境に順応して、怪獣のようになってしまいました。ジャミラは自分を見捨てた某国に復讐するため、宇宙船を直して地球に戻り、大暴れします。当局はこの事実を隠し、ジャミラをあくまでも怪獣として退治しようとします。
ジャミラは水に触れることが弱点です。最期はウルトラマンのウルトラ水流で倒されました。泣きくずれるように苦しむジャミラは某国の国旗に手を伸ばしたところで絶命します。
ジャミラは最後米国の星条旗に手を伸ばしますが、番組の中ではフランス人のような描写もありました。
ところで、このウルトラ水流ですが、 消防ホースの放水より勢いは弱いですが、相当な量をジャミラにかけています。ですが、この程度の水流だと、作用反作用でウルトラマンが後ろにはじき飛ばされるということは起こらないように思います。しかも、ウルトラマンの体重は3万5千トン。びくともしないのではないかと思います。
さて、一番気になるのは、水の正体が何かということです。もし、ウルトラマンの汗などの体液だとすると、ウルトラマンは脱水症状になるどころか、ひからびて死んでしまいます。ですから、体液ではないと思います。
空気中の水蒸気を集めて液化しているというのはどうでしょうか。見た感じでは、ウルトラマンは空気中の水蒸気を手で集めているように見えます。水蒸気を集めて水にするためには、ウルトラマンの手が相当冷えていなければなりません。また、手がそれほど冷え続けているということは、ウルトラマンのどこかの部分から、熱がどんどん放出されていなければなりません。熱交換は血液でしょうか・・・
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