カルピス 約9万6千件の個人情報が流出
清涼飲料水の大手メーカーのカルピスが、顧客の個人情報約9万6千件が流出したことを明らかにしました。
流出した個人情報は次の表の通りでカルピスのキャンペーンに参加した顧客のメールアドレスや住所などで、今年2012年2月3日から7月5日までの約5ヶ月の間、外部から参照可能な状態になっていたということです。
(カルピスのホームページより引用)
内訳 |
閲覧可能であった個人情報の内容 |
件数 |
キャンペーンにご登録いただき、 応募くださったお客様 |
氏名、フリガナ、郵便番号、住所、電話番号、 メールアドレス、性別*、年齢*、応募した賞品コース、キャンペーンを知ったきっかけ (*はお客様の任意記入項目です。) |
54,266件 |
キャンペーンにご登録いただいたが、 応募なさらなかったお客様 |
メールアドレス |
41,423件 |
既に問題は解決したとのことですが、カルピスは個人情報の管理を強化するとしています。なお、現時点までで流出していた個人情報の不正利用の報告はないそうです。
カルピスによる経緯の報告は次の通りです。
「弊社は2010年2月1日(月)に弊社がキャンペーンの個人情報管理を委託していた外部委託先から、廃棄証明書を受領しておりました。しかし、同委託先の個人情報取り扱いの担当者が、同データを会社貸与の個人使用パソコンに複製して不正に保有し、2012年2月3日(金)に、インターネットに接続したレンタル・サーバーに移したため、検索可能な状態になりました」
おそらく、顧客が登録した情報をサーバ上にCSVファイルで保存していたいのでしょう。レンタルサーバに移動した後のCSVファイルのアクセス権限が不適切な設定になっていたのではないでしょうか。
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