米Mozilla メールクライアントのThunderbirdの開発を終了
米国のMozilla Foundation(モジラ)は、7月6日のブログにおいて、オープンソースのメールクライアントソフトウェアのThunderbird(サンダーバード)の開発を終了する方針を表明しました。
Mozillaは、今後Thuderibirdについては新機能を開発することはなく、6週間ごとにセキュリティと安定性を重視したアップデートのみを行うとしています。
MozillaがThuderibirdの開発を終了する背景には、Webアプリの台頭があります。デスクトップで稼働するメールクライアントソフトウェアとしてのThunderbirdについては、十分に先進的な機能が搭載されており、これ以上の機能の充実はMozillaが優先的に取り組むべき課題ではないとの判断があったようです。
Thunderbirdは世界で2000万人以上のユーザーが利用しているため、Mozillaは今後もThunderbirdの提供を継続するとしています。
確かに、スマートフォンやタブレット端末の利用が広がるに連れて、メールのクライアントはWebアプリが多くなってきました。パソコンでもGmailなどのWebアプリを使っている人が多くなってきていると思います。
とはいえ、デスクトップソフトウェアとしてのThunderbirdの開発が終了するのは非常に残念なことです。
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