Google Now 聞かなくても適時適切に教えてくれる新しい検索のあり方
GoogleのAndroid OSのジェリービーンズに搭載された新機能に Google Now というのがあります。
Google Nowをひとくちに言うと、適時適切な内容の情報を提供してくれるサービスです。
たとえば、朝起きたときに電車が事故で止まっていたとします。事前に何も情報がなければ、あたなは駅に到着したときに、電車が事故で止まっていることに気が付くでしょう。普段と同じ時間に家を出ているでしょうから、経路を変えるなどしても終業開始時間に間に合わないかもしれません。
もしかすると、あなたは朝起きたらパソコンや携帯端末を使って、電車が動いているかどうかを検索して調べているかもしれません。電車が止まっているという情報がわかっていれば、普段はバスでJR○○駅まで行くが、今日は地下鉄△△駅から行こうなどというように、その後の行動を計画的に変更することができるでしょう。もっとも、このような行動ができるのは、当たり前の話ですが、検索という操作を行って、電車が動いているかどうかの情報を得たからです。
Google Nowはユーザーが検索をせずとも、朝端末を見たときに「今朝は電車が止まっています。地下鉄△△駅から行った方が良いです。普段より10分ぐらい早めに家を出た方が良いです」と教えてくれるサービスです。
これがどのように実現されるかというと、ユーザーの検索を含めたWeb閲覧の履歴、位置情報、位置情報から得られる施設や交通機関などの様々な情報を組み合わせることによって、そのユーザーに有益な情報を提供できるようになっています。検索しなくても、ユーザーが知りたい情報を予測して、教えてくれるわけです。
Googleの検索の最終目的は、人間が頭で考えたことを自動的に検索して情報を提供するようにすることだそうです。この技術を文字通りに実現すると、脳波を読み取って・・・ということになるのでしょうが、特定の人間の行動原理や行動パターンを何らかの形で記憶しておくことにより、その人間が必要とする情報を提供することは可能でしょう。それの第一歩がGoogle Nowと言えるかもしれません。
反面、極めてデリケートな個人情報がGoogleに記憶されることになりますから、それを心配する声も出てくるでしょう。それは認証や暗号化などを施すなどして解決していかなければならないことだと思います。
しかし、そういうことを抜きにすると、Google Nowがため込んだデータを利用するといろいろなことができるようになると思います。
たとえば、行動原理と行動パターンが同じ人を探すこともできるようになるのだろうと思います。これはおそらくGoogle+を強化するひとつの手段になるでしょう。
現在、インターネットの広告表示に少し陰りが見えています。こうしたデータが広告表示に使われるようになるかもしれません。facebookよりも確度の高い広告表示を行うことができるようになるのではないでしょうか。なぜなら、ユーザーがGoogleアカウントにログインしているだけで、Googleはあらゆる広告を提供できます。SNSの方が広告の確度が高いなどということはなくなるでしょう。
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