マルウェアDNS Changerに感染していないか確認しましょう
JPCERTコーディネーションセンターがマルウェア「DNS Changer」の感染を確認することができるWebサイトを作成しました。2012年7月9日まで利用可能だそうです。
マルウェアDNS Changerは、DNSの設定を変更することによって、閲覧中のWebページを改ざんするなどの悪さをします。たとえば、あるキーワードで検索をかけたときに、検索結果を改ざんし、悪意のあるサイトに飛ばすなどの行為をします。
このDNS Changerに利用されていたDNSサーバは2011年11月に米国FBIに差し押さえられています。このとき、DNS Changerに感染したパソコンのインターネットの利用を確保するために、差し押さえたサーバのIPアドレスと同じIPアドレスで正規のDNSが継続的に運用されることになりました。
このDNSサーバは2012年3月9日で運用が終了する予定だったのですが、7月9日まで運用が延長されることになりました。そのため、現在は同マルウェアに感染しているPCにおいても、FBIが置き換えた正常なDNSサーバによってインターネットの利用ができますが、サーバの運用終了7月9日以降はインターネットが利用できなくなります。
使用しているパソコンがDNS Changerに感染しているかどうかは、JPCERTが運用する下記のサイトで確認が可能です。
DNS Changer マルウエア感染確認サイト
URL:http://www.dns-ok.jpcert.or.jp/
このサイトにアクセスすると、ただちにパソコンのチェックが行われます。
感染が確認されなかった場合は下記が表示されます。
感染が確認された場合には、次のように表示され、対策方法などの情報が表示されます。具体的には駆除ツールを使ってマルウェアを削除することになります。
早めにチェックするようにしましょう。
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