トリプルアクセルを回避する勇気を 浅田真央選手
昨日、フランスのニースで行われた2012 世界フィギュアスケート選手権女子シングルで、浅田真央選手がトリプルアクセルの着氷に失敗しましたが、どうもフランス入りしてからジャンプの調子が悪かったようです。
日本では練習を重ねるに連れてトリプルアクセルの成功率が向上していましたが、フランスに移動してからはその調子が急転し、何度もトライしたようですが完璧に着氷することはできていなかったようです。
実力的にはトリプルアクセルを跳ばなくても優勝できる力を持っているのですから、調子が悪いときにはトリプルアクセルは跳ばないという勇気も必要だと思います。
安藤美姫選手も一時期4回転サルコーに拘っていましたが、それを後半の連続ジャンプに切り替え、他の演技の基礎点をしっかりと向上し、2度目の世界選手権を制覇しています。
浅田真央選手はトリプルアクセルを諦める必要はまったくないと思いますが、そのときの状況によって、スマートに回避できる精神力をもつことが重要だと思います。もっとも、世界選手権はシーズン最後の勝負ですので、そこまで到達したのですから、封印していたトリプルアクセルを解禁して、やるべきことをやるという考えもあります。その方が、浅田真央選手らしいのかもしれませんが、今回のように成功確率が低いときには無理に挑戦することはないと思います。
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