« Exploit JS/Blacole.BWが削除できた Microsoft Security Essentials | トップページ | ジャストシステムがセキュリティソフトを無償で公開 JUSTインターネットセキュリティ »

2012年2月15日 (水)

ATOKキーワードExpressのエラーを解決してみた

ATOK2012のATOKキーワードExpressがデータを更新できないというエラーメッセージを出しています。WindowsのTEMPフォルダをATOKのユーザーフォルダがあるドライブとは異なるドライブに設定していると、このエラーが生じるようです。

Just Systemのサポートサイトに次の情報があり、解決方法としてTEMPフォルダのドライブを元に戻すやり方が説明されています。

http://support.justsystems.com/faq/1032/app/servlet/qadoc?QID=051681

自分はTEMPフォルダを移動したくないので、実際には、これでは解決することができません。どうしようかと思っていたら、2ch.netの「JustSystems ATOK総合スレ Part66」に、情報が掲載されていました。このスレッドは既に見えなくなっていますが、解決方法を与えてくれたのは下記のメッセージです。

585 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/02/10(金) 12:36:29.74 ID:zhx2V62s0 [2/2] (PC)
>>545
とにかく%APPDATA%はファイルサーバーに置いたまま キーワードExpressを使いたかったから…。 ATOK25WS.EXEの0x1985の01を03にした。

う~ん、なんのこった<(*_*)>と思う人もいるかもしれませんが、わかる人にはすぐわかる。

バイナリエディタで実行ファイルを開いて、0000:1985のデータを01から03に変えなさいという意味です。

ということで、さっそくやってみました。

まず、ATOKキーワードExpressの実行ファイルは

C:\Program Files (x86)\JustSystems\ATOK25

にありました。このフォルダのATOK25WS.EXEです。

これを、まずどこかにコピーします。

次にバイナリエディタを使います。

自分が使ったのはシンプルなBZです。これは、vectorで入手可能です。

http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/util/se032859.html

まず、BZを開いて、[編集]メニューにある[リードオンリー]と[読み込み時リードオンリー]のチェックを外します。その後に、コピーしたATOK25WS.EXEを開きます。

開いたら、0000:1985という行を探します。その+5の列のところが01になっているので03に直します。

Atokexpress

直したら保存します。

これを元の場所であるC:\Program Files (x86)\JustSystems\ATOK25に戻すのですが、念のため、元々あったATOK25WS.EXEを別の名前に変更しておきましょう。自分は頭に#をつけて、#ATOK25WS.EXEとしました。

その後、バイナリエディタで修正したATOK25WS.EXEをここにコピー。

そして、ATOK25WS.EXEを実行してみると、データをダウンロードすることができ、エラーが出なくなりました。

しかし、これ発見した人はすごいな。

なお、上記の操作はあくまでも自己責任でお願いします。

人気ブログランキングへ

| |

« Exploit JS/Blacole.BWが削除できた Microsoft Security Essentials | トップページ | ジャストシステムがセキュリティソフトを無償で公開 JUSTインターネットセキュリティ »

パソコン・インターネット」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ATOKキーワードExpressのエラーを解決してみた:

« Exploit JS/Blacole.BWが削除できた Microsoft Security Essentials | トップページ | ジャストシステムがセキュリティソフトを無償で公開 JUSTインターネットセキュリティ »