ATOKキーワードExpressのエラーを解決してみた
ATOK2012のATOKキーワードExpressがデータを更新できないというエラーメッセージを出しています。WindowsのTEMPフォルダをATOKのユーザーフォルダがあるドライブとは異なるドライブに設定していると、このエラーが生じるようです。
Just Systemのサポートサイトに次の情報があり、解決方法としてTEMPフォルダのドライブを元に戻すやり方が説明されています。
http://support.justsystems.com/faq/1032/app/servlet/qadoc?QID=051681
自分はTEMPフォルダを移動したくないので、実際には、これでは解決することができません。どうしようかと思っていたら、2ch.netの「JustSystems ATOK総合スレ Part66」に、情報が掲載されていました。このスレッドは既に見えなくなっていますが、解決方法を与えてくれたのは下記のメッセージです。
う~ん、なんのこった<(*_*)>と思う人もいるかもしれませんが、わかる人にはすぐわかる。
バイナリエディタで実行ファイルを開いて、0000:1985のデータを01から03に変えなさいという意味です。
ということで、さっそくやってみました。
まず、ATOKキーワードExpressの実行ファイルは
C:\Program Files (x86)\JustSystems\ATOK25
にありました。このフォルダのATOK25WS.EXEです。
これを、まずどこかにコピーします。
次にバイナリエディタを使います。
自分が使ったのはシンプルなBZです。これは、vectorで入手可能です。
http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/util/se032859.html
まず、BZを開いて、[編集]メニューにある[リードオンリー]と[読み込み時リードオンリー]のチェックを外します。その後に、コピーしたATOK25WS.EXEを開きます。
開いたら、0000:1985という行を探します。その+5の列のところが01になっているので03に直します。
直したら保存します。
これを元の場所であるC:\Program Files (x86)\JustSystems\ATOK25に戻すのですが、念のため、元々あったATOK25WS.EXEを別の名前に変更しておきましょう。自分は頭に#をつけて、#ATOK25WS.EXEとしました。
その後、バイナリエディタで修正したATOK25WS.EXEをここにコピー。
そして、ATOK25WS.EXEを実行してみると、データをダウンロードすることができ、エラーが出なくなりました。
しかし、これ発見した人はすごいな。
なお、上記の操作はあくまでも自己責任でお願いします。
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