飛行機の死亡事故の確率はどれぐらいか
米国国家運輸安全委員会(NTSB)の調査によると、全世界で飛行機に搭乗して死亡事故にあう確率は0.0009%です。
これは全世界の航空会社の飛行機に無作為に1日1回搭乗した場合、死亡事故にあうのが約300年に1回という割合になります。
この数字は先進諸国の飛行機に限るとさらに小さくなります。例えば、同組織が調べた米国内の死亡事故の確率は0.000034%、全世界の確率の約1/26です。
ところで、米国の交通事故で死亡する確率は0.03%です。単純な比較は安易にするべきできはありませんが、この数字を見ただけでも、いかに飛行機が死亡事故にあうリスクが小さい安全な乗り物であるかがわかります。
飛行機に搭乗している間より、飛行機に搭乗するために空港に行くまでの間の方が、はるかに死亡事故にあうリスクが高いと言えるでしょう。
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