Windowsの調子が悪くなったとき、どのプロセスがおかしくなっているか確認するのにタスクマネージャを使います。
そのとき、おかしくなっているプロセスの名前がわかれば良いのですが、場合によってはSVCHOST.EXEがおかしくなっている場合があります。SVCHOST.EXEはWindosに読み込まれているサービスなのですが、どのSVCHOST.EXEがどのサービスに対応しているのかわからないため、何が原因でおかしくなっているのかわかりません。
Windows 7のタスクマネージャではこの点が改良されました。Windows 7のタスクマネージャではサービスを確認するタブが追加されました。特定のサービスを右クリックして[プロセスの表意]を選ぶと、そのサービスのSVCHOST.EXEを表示することができます。反対にプロセスタブでSVCHOST.EXEを右クリックして[サービスの表示]を選ぶと、そのSVCHOST.EXEで稼働しているサービスを表示することができます。
SVCHOST.EXEに割り当てられているサービスは複数ありますので、サービスを表示するときは、PID順に並べなおすと良いでしょう。
Windows XPではこのようなことができません。また、Windows 7にしてもSVCHOST.EXEを確認する使い勝手はよくありません。
SVCHOST.EXEの詳細を確認する便利なツールがあります。ひとつはProcess Explorerというソフトウェアで、もうひとつは svchost viewerです。
■Process Explorer
ダウンロード : http://technet.microsoft.com/en-us/sysinternals/bb896653
こちらのソフトウェアはSVCHOSTで動いているプロセスをすべて確認することができます。もちろん、その他のプロセスも確認することができます。プロセスを Killしたり、Restartしたりすることも可能です。プロセスの作動の優先度を設定したり、プログラムのプロパティを呼び出すことも可能です。また、インターネットでプロセスを検索することができるようになっており、そのプロセスがどんなものかを確認することができます。
これがあるとタスクマネージャは必要ありません。
インスト-ルは上記URLからZIPファイルをダウンロードし、解凍したファイルを任意のフォルダにコピーして実行するだけです。
■svchost viewer
ダウンロード : http://svchostviewer.codeplex.com/
SVCHOSTの中身だけを確認したいなら、こちらのソフトウェアが手軽です。
Windows 7の場合は、SVCHOST.EXEのPIDと動いているプロセスの情報がわかれば、タスクマネージャのサービスタブで
インスト-ルは上記URLからZIPファイルをダウンロードし、解凍したファイルを任意のフォルダにコピーして実行するだけです。PIDがすぐにわかるので、あとはタスクマネージャで確認するだけです。タスクマネージャからサービスの停止や開始をすることができます。
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