偏光板であそぼう
偏光板であそぼう
板倉 聖宣 (著)
偏光板の実験というと、偏光フィルタを重ねたりする実験が定番ですが、なかなかその説明は簡単ではありません。この本は偏光の現象や仕組みについて、わかりやすく解説した本です。
出版社: 仮説社 (2007/07)
ISBN-10: 4773502010
ISBN-13: 978-4773502015
発売日: 2007/07
商品の寸法: 19.8 x 14.8 x 1.6 cm
目次
第1幕 音波と光波と電波
音の伝わる速さ/光の伝わる速さ/ふつうの波と疎密波/「偏光」というのは,電磁波の「偏波」と同じ
第2幕 偏光板の世界
偏光板のなぞ/偏光板を斜めに重ねたら/三枚の偏光板/直角に重ねた偏光板の上に,もう一枚の偏光板を重ねると/電卓の液晶表示板の上に偏光板をのせたら/液晶表示板の話/偏光板をはずした電卓での手品/液晶の発見
第3幕 自然の中の偏光
氷州石=透明方解石の話/光の波動説と複屈折/複屈折と偏光/偏光板を抜きとった電卓の液晶表示板の上に氷州石を置いてみたら/ガラス窓が反射する光のなぞ/ガラス窓が反射する光は偏光か/ガラス面から反射してくる光は偏光になっている/鏡から反射してくる光は偏光か/水面から反射してくる光は偏光か/偏光板=ポラロイドの発明/コラム・偏光板の吸収方向を知る方法
第4幕 生活の中の偏光板
カメラの偏光フィルターの役目/黒板を見るときに役立つ偏光板/2枚の偏光板の間に透明なものを入れてみる/物体に加わる力を調べる光弾性試験/偏光顕微鏡/偏光を感じるミツバチの眼/ミツバチ偏光板が指し示す方向/ミツバチが見る青空と曇り空/友だちといっしょに楽しむのが一番
おはなし ミツバチの不思議な方向感覚のなぞ~フリッシュの大発見~
ミツバチは色覚異常か/〈ミツバチの言葉〉の発見/二種類のダンス/「方向」を示すミツバチの信号/「ミツバチは青空を見て,太陽の方向を知る」ことの
発見/ヒトラーと第二次世界大戦とミツバチ/青空と偏光と偏光板/ミツバチの目の模型
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