« 東京タワーは未だ世界一 | トップページ | Google Book用ビューア GooReader »

2010年8月28日 (土)

落とし物

昨日、携帯電話がなり、待ち受け番号に03XXXXXXXXという表示。だいたい、こういう未登録の電話番号は勧誘などが多いので、いったん保留にしました。こちらに用事があれば録音メモが残るからです。

それで、その電話番号をGoogleで検索してみたところ、特に勧誘電話でもなさそうです。見ると、JRの駅の番号だということがわかりました。その駅は自分が住んでいるところから、ずいぶん離れていて、そこにたどりつくには1時間半以上かかります。

直感的に思ったのは何か落とし物をしたのかなということなのですが、財布も持っているし、カバンの中身でなくなったものもないし、皆目検討がつきません。そもそも、その駅は普段乗っている電車1本では行けないところで、乗り換えが必要です。

う~む。なんだろう。そう思って、電話をかけようと思ったところ、また電話がかかってきました。電話に出たところ、やっぱりJRの駅の職員の方でした。私の名前を確認したところで、「あなたのSuicaカードが駅の最寄りの警察署に届いている」ということでした。

なるほど。実は1ヶ月?ほど前にSuicaカードをなくしていたことを思い出しました。電車に乗って、降りたときに、カードを財布にしまわずに胸のポケットに入れてしまいました。

次の日電車に乗ろうとしたら、カードがないのに気がつきました。家に忘れたかなと思って、その日は家に帰って探したのですが、見つかりません。やっぱり落としたのです。

残金は確か2000円ぐらいだったように思うので、まぁそれほどあわてる必要もありませんが、JRの駅に行って事情を説明して再発行してもらうことにしました。

名前の入ったSuicaカードであれば、1000円の手数料で再発行ができ、落としたカードにチャージしてあったお金を新しいカードに移行できるとのことです。残高が1000円以上であれば再発行、なければ新規作成した方がお得ですといことで、残高を確認したところ、残金2000円弱でした。

1000円払って新しいカードを入手し、古いカードは破棄してもらました。

そんなことがあったのですが、もうすっかり忘れていましたが、落としたカードが出てきたのです。電話をくれたJRの職員さんによると、使えなくなったカードでも500円と換金できるということでした。でも、その駅に行くのに往復2000円以上もかかるのです。

とりあえず最寄りの警察署の電話番号と落とし物登録番号を教えてもらい、その警察署に電話してみました。そのカードが無効になっているということ、チャージされていたお金もたいした額ではなく、それも新しいカードに移行してもらったこと、JRの説明によるとカードは500円の価値があるが、取りに行くのに2000円以上かかることなどを話し、カードは不要であるので廃棄してもらうようお願いしました。3ヶ月経過すると自動的にそうなるそうです。

とらあえず一件落着なのですが、どうして、あんなところまでカードが行ってしまったのだろう。間違いなくどこかで落としたのですが、それを誰かが拾って持ち去ったのかなと思います。しかし、残金が残っていましたし、使われた形跡もないようでした、後日使えなくなっていることに気がついて捨てられたのではないかと思います。

それをまた誰かが拾って、警察かJRに届けてくれたのではないかと思います。

警察に届けてくれた人にはとても感謝しています。その方がカードを受け取ってJRに戻して500円を受け取ってくださって良いのですが、こういうケースではおそらく拾ってくれた人にカードが戻ることはないでしょう。

人気ブログランキングへ

| |

« 東京タワーは未だ世界一 | トップページ | Google Book用ビューア GooReader »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 落とし物:

« 東京タワーは未だ世界一 | トップページ | Google Book用ビューア GooReader »