北海道 大沼公園 流山温泉駅の200系新幹線
大沼公園のすぐ近くに流山温泉駅という単線の無人駅があります。流山温泉はJR北海道グループのジェイ・アールはこだて開発が運営している温泉で、流山温泉駅は2002年の流山温泉の開業と同時に作られました。
当時のGoogle Mapを見てみると流山温泉駅の線路脇に白い棒のようなものが映っていました。これは流山温泉駅に展示されていた東北新幹線200系の車両です。
次の写真は2010年8月10日に函館~恵山~南茅部~大沼公園と渡島半島の右半分をドライブしたときに撮影した斜視員です。まずは真正面から映してみました。200系は丸目と団子鼻が特徴的な0系と同じような顔をしています。
この200系新幹線は1981年製で1982年の東北新幹線が開業以来「やまびこ」や「あおば」として走行しました。2001年9月に役割を終えて引退していますが全走行距離は811万キロメートルにも及んでいます。
なぜ、ここに新幹線が設置されていたのでしょうか。流山温泉はもともとは北海道企画開発(2007年解散)という会社が運営していましたが、この会社にJR北海道が出資していました。流山温泉駅が開業した2002年当時は北海道新幹線は決まっていませんでした。そこで北海道新幹線開業の思いを込めてJR北海道が200系新幹線を設置しました。
2013年、設置から10年以上が経過し車両の老朽化が激しいことや北海道新幹線の開業により新幹線誘致の役割を終えたことから役目を終えることになり2013年に撤去されました。
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