ハグロトンボ
ハグロトンボを見かける季節となりました。ハグロトンボはカワトンボ科のトンボです。別名ホソホソトンボとも呼ばれます。東アジアや北米に分布し、日本では東北から九州にかけて分布します。
ハグロトンボは体長が約6センチメートル、翅の長さは約4センチメートルです。翅が黒いのが特徴です。
多くのトンボはホバリングしながら急に向きを変え素早い動きをしますが、ハグロトンボはチョウのようにヒラヒラと飛び回ります。見ていると翅を閉じた状態でじっとしていて、パッと翅を開きます。
ところで上の写真のハグロトンボは体色が黒褐色をしています。これがハグロトンボのメスの特徴です。オスは体色が緑色で金属光沢があるのが特徴です。
ハグロトンボは日本では都道府県によって絶滅危惧種に指定されています。個体数が少なくなってきています。日本では古くから黒トンボは縁起が良いとされシアワセトンボとも呼ばれます。
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