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2010年7月 6日 (火)

崩壊しているトヨタ神話

トヨタ自動車というと品質では世界一というイメージを持っていましたが、先日ニュースになyっていたレクサスのリコールなどを考えてみると、どうもとんでもない状況だったように思います。

レクサスの問題については顧客から2008年に苦情があったようです。このときトヨタは不具合の原因となった部品を改良したそうです。同様の苦情がたくさんあったものの、トヨタは改良された部品に交換する修理で対応していたようです。

一方で、改良した部品はその後に製造されたレクサスに使っていたようで、改良された部品を使った車両への苦情はなくなったそうです。

こういう状況であるにもかかわらず、当時トヨタはこの問題を個別の問題と判断していたようです。問題の生じた車両の部品を手を加えていない新しい部品に交換していたならば個別の問題と言えるだろうと思いますが、部品を改良していたのでは個別の問題となるはずがありません。エンジン停止につながる深刻なトラブルが発生する問題であったにも関わらず、ずいぶんひどい対応だったように思います。

そういえばトヨタ自動車といえば、品質管理は自社で築きあげてきたのでISO9001の認証取得は不要としていたように思います。その品質管理がこのような結果になるのですから、やはり他の企業と同様に努力して認証取得を受けるべきでしょう。自社でやってるということは外部監査もないのかもしれません。

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コメント

魂の入っていないISO9001は無駄なシステムということですね。

ISO9001をいらないといったTOYOTAも、魂をどこかで失ってしまったのだろうと思います。

もはやTOYOTAの品質管理も信頼を失ったと言えるのではないでしょうか。そういう意味でインタナショナルスタンダードなISO9001にまじめに取り組んではどうかと思っています。

投稿: toshizo | 2010年7月 9日 (金) 14時25分

ISO9001 ?
認証受けても、監査受けても、品質不良を出してる企業はいっぱい有ります。
システムの問題ではなく、要は会社全体で品質を守る気持ちがあるか、維持する能力があるか、だと思います。

おそらく設計から製造まで含めた現場レベルでの品質リスク感覚の低下があるのでしょう。

投稿: 元品管 | 2010年7月 9日 (金) 11時05分

間違えた(xx;

トヨタ自動車 しっかりせ~よ!

投稿: | 2010年7月 7日 (水) 11時01分

トヨタ自動車 しっかりそ~よ!

投稿: | 2010年7月 7日 (水) 10時58分

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