浅田真央選手 全日本選手権が最後のチャンスなのか
25日からフィギュアスケートの全日本選手権が始まります。
全日本選手権は浅田真央選手、安藤美姫選手、鈴木明子選手、中野友加里選手の4名で表彰台をかけて戦うことになります。
今大会ではグランプリファイナル出場を果たせず、オリンピックへの出場権を未だ獲得できていない浅田真央選手に注目が集まっています。
オリンピックの出場権3枠のうち2枠は下記の条件で決まります。
- GPファイナルで内定が決まった選手 (安藤美姫選手)
- 全日本選手権で優勝した選手 (未定)
残りの推薦枠は
- 全日本で3位以内の選手 (未定)
- GPファイナルに出場した選手 (鈴木明子選手)
- 世界ランキング3位以内の選手 (浅田真央選手)
の中から選ばれます。
マスコミ報道の多くは浅田真央選手の全日本選手権の出場について、「最後のチャンス」と報道しています。確かに、全日本選手権で優勝して、文句なしでオリンピック出場権を自力で獲得するのが一番良いことです。
しかし、浅田真央選手の実績を考えると、今回の全日本選手権果で優勝できなかったとしてもオリンピックに出場は間違いないでしょう。メンバー的にはよほどのことがなければ表彰台は確保できると思います。
浅田真央選手が全日本選手権で3位以内に入れば、世界ランキング3位以内とあわせて条件を2つクリアしますから、推薦枠でも文句なしでオリンピック出場です。
浅田真央選手が表彰台を逃すと、ちょっと微妙になります。浅田真央選手のオリンピック出場権獲得について、もっとも先行き不透明になりそうな結果は中野友加里選手が優勝した場合です。例えば、
1位:中野友加里選手 2位:鈴木明子選手 3位:安藤美姫選手
となったときでしょう。中野友加里選手が1位となると、中野友加里選手がオリンピック出場権を獲得します。
- GPファイナルで内定が決まった選手 (安藤美姫選手)
- 全日本選手権で優勝した選手 (中野友加里選手)
残りの推薦枠は
- 全日本で3位以内の選手 (鈴木明子選手)
- GPファイナルに出場した選手 (鈴木明子選手)
- 世界ランキング3位以内の選手 (浅田真央選手
となり、オリンピック出場は鈴木明子選手ということになってしまいます。
1位:鈴木明子選手 2位:中野友加里選手 3位:安藤美姫選手
だった場合は鈴木明子選手がオリンピック出場決定となります。
- GPファイナルで内定が決まった選手 (安藤美姫選手)
- 全日本選手権で優勝した選手 (鈴木明子選手)
残りの推薦枠は
- 全日本で3位以内の選手 (中野友加里選手)
- GPファイナルに出場した選手 (鈴木明子選手)
- 世界ランキング3位以内の選手 (浅田真央選手)
こうなった場合は実績重視で浅田真央選手を推薦ということにできるでしょう。
もし、安藤美姫選手が全日本選手権で優勝であれば、浅田真央選手、鈴木明子選手、中野友加里の3人の中から総合的な判断で2人が選ばれるということになります。
あと、村主章枝選手がまさかの優勝なんてことになると、さらに波乱含みになってきます。
ともかく、浅田真央選手は確実に3位以内となることです。
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