浅田真央選手のグランプリファイナル出場の可能性
グランプリファイナルの出場権は各大会における順位によってつけられるポイントのランキング上位6名の選手に与えられます。
順位によるポイントは次の表の通りです。
順位 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
PT | 15 | 13 | 11 | 9 | 7 | 5 | 4 | 3 |
各選手はシリーズの2大会に出場することができます。
2大会の獲得ポイントが同じ選手がいた場合には、各大会の最高順位が高い方の選手がランキング上位となります。例えば、同じ20ポイントを獲得した選手でも、2位(13)-5位(7)の選手の方が、3位(11)-4位(9)の選手よりもランキングが上位ということになります。
2009年のグランプリシリーズの現在の成績は下記のページに記載されている通りです。
http://www.isuresults.com/events/gp2009/gpsladies.htm
現在のところ、ロシア大会、NHK杯で優勝した安藤美姫選手がトップで30ポイント、2位はロシアのレオノワ選手で24ポイント、3位は米国のワグナー選手24ポイントです。
浅田真央選手は、フランス大会2位(13ポイント)、ロシア大会5位(7ポイント)で総合で20ポイント、ランキング4位です。
中野友加里選手も同じ20ポイントですが、フランス大会3位(13ポイント)、NHK杯4位(9ポイント)なので浅田真央選手よりランキングは低く5位となっています。
今シリーズで20ポイント以上獲得している選手は下記5名です。
安藤美姫選手 | 30ポイント |
アリョーナ・レオノワ選手 | 24ポイント |
アシュレイ・ワグナー選手 | 24ポイント |
浅田真央選手 | 20ポイント |
中野友加里選手 | 20ポイント |
このうち安藤美姫選手はファイナル出場確定です。あと1戦残っている有力選手のポイント数は
キム・ヨナ選手 | 15ポイント |
鈴木明子選手 | 15ポイント |
ジョアニー・ロシェット選手 | 11ポイント |
キム・ヨナ選手はほぼ間違いなくファイナル出場を手にするでしょう。それで中野友加里選手まで上位6人というtこになります。
そして、鈴木明子選手が6位(5ポイント)以上となると、中野友加里選手の出場がなくなります。鈴木明子選手は優勝しているので同じ20ポイントでもランキングは浅田真央選手より上になります。
さらに、ジョアニー・ロシェット選手が3位以上となると、総合22ポイントとなるので、浅田真央選手の出場がなくなります。ロシェット選手が4位だと総合20ポイントとなりますが、この場合は浅田真央選手の方が最高順位が上なので浅田真央選手がファイナル出場となります。
また、有力とは言えないものの、現在9ポイント獲得している選手は次の3名です。次の出場大会で表彰台に上がると20ポイント以上になります。
アリッサ・シズニー選手 | 9ポイント |
レイチェル・フラット選手 | 9ポイント |
キャロライン・ジャン選手 | 9ポイント |
このように考えると、中野友加里選手はファイナル出場は残念ながらほぼ絶望的、浅田真央選手もかなり厳しい状態ということになります。わずかな可能性ではありますが、この後の大会によっては浅田選手はもしかすると残れるかもしれません。
【追加情報】スケートカナダと浅田真央選手のファイナル出場の可能性
https://starfort.cocolog-nifty.com/voorlihter/2009/11/isu20-6972.html
【追加情報】スケートアメリカの結果により、中野友加里選手のファイナル出場はなくなりました。浅田真央選手のファイナル出場も極めて厳しい状態です。
https://starfort.cocolog-nifty.com/voorlihter/2009/11/post-db84.html
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