フィギュアグランプリ ロシア大会 安藤美姫選手が逆転優勝
ISU フィギュア グランプリ ロシア大会のフリーの演技が終了しました。
ショートプログラムで第3位だった安藤美姫選手はフリーで114.75ポイントを獲得し、総合で171.93ポイントで逆転優勝しました。
ショートプログラム6位だった浅田真央選手はフリー演技でも失敗が目立ち5位に終わりました。ショートプログラムが51.94ポイント、フリーが98.34ポイント、合計150.28ポイントしか獲得できませんでした。浅田真央選手とは考えられないような低いポイントです。
この結果により浅田真央選手はフランス大会2位(13ポイント)とロシア大会5位(7ポイント)で、合計20ポイントとなりました。グランプリファイナルの出場はかなり厳しい状況、というか例年通りならほぼ絶望的です。
昨年は安藤美姫選手が24ポイントでファイナル出場が心配されました。
浅田真央選手がどうしてこのような結果になってしまったのか非常に驚いていますが、ひとつ言えることはライバルのキム・ヨナを気にしすぎなのではないかと思います。初戦のフランス大会でキム・ヨナとぶつかることになったのもマイナスになってしまったと思います。本人は自分の滑りに徹すると考えても、どこかでキム・ヨナに勝つためには?と考えてしまっているように思います。自分の演技ができなくなってしまっているのではないでしょうか。そこを乗り切らないと自分の滑りができないと思います。
安藤美姫選手は決して高得点ではありませんでしたが、確実な演技をできるようになったと思います。数年前にいろいろと悩んでいましたが、今は精神的にも落ち着いて、達観した演技ができるようになってきています。オリンピックなどの大きな大会でも落ち着いて演技できるでしょう。荒川静香選手がやっぱりそんな感じで成長していました。安藤美姫選手は少なくてもあと2回はオリンピックに出るチャンスはあると思います。
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