Opera Unite ベータ版
Webブラウザ Operaにサーバ機能を持たせることができる、Opera Unite のベータ版が公開されました。
Opera Uniteについては、過去にこのブログでも紹介しています(記事:Opera Unite ブラウザがWebサーバになる )。
Opera Unite 機能付きのOpera 10.10 Betaは下記のサイトでダウンロードが可能です。
http://www.opera.com/browser/next/
Opera Uniteはサーバ機能と言ってもいわゆるサーバ・クライアント型のサービスではありません。Opera Uniteを組み込んだパソコン同士がOperaブラウザを通して直接やり取りを行います。つまり、Webブラウザをサーバ化したようなサービスを提供できるようになったわけです。
この機能のメリットはローカルネットワークのコンピュータに保存されたデータを、ファイヤウォールなどを気にすることなく外部に公開できるということです。
例えば、自宅にいろいろなファイル(文書、音楽など)を置いておき、外出時にノートパソコンから取り出して利用することなどが可能になります。
新しいサービスが生まれると、必ずそこを突くウィルスなどが登場し、セキュリティの懸念が生じます。また、データの公開に関わって、著作権問題なども生じてきます。
Opera Uniteを実現している基本的な技術はP2Pで、これはWinnyと同じです。
Opera Uniteを使うにはOperaにアカウント登録が必要です。従って、匿名で使えるWinnyとは違いますので著作権など問題のある使い方をする人は少ないかもしれません。
また、安全性についてはWinnyよりも高いと思いますが、セキュリティホールを突くウィルスが出回らないとも言い切れません。
一番重要なことは新しい技術を悪者にしないということです。日本はWinnyが出てときに、使う人間ではなく、Winnyおよび開発者を悪者にしました。こういうことをやっていては技術革新はありませんし、問題解決の糸口も見えてきません。
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コメント
■「Opera 10.10」正式公開、サーバー機能「Opera Unite」を搭載 -ひょっとしたらこれが本命のイノベーションになるかもしれない!!
こんにちは。Opera10.10が正式に公開されましたね。最近、クラウド・コンピューティングが喧伝されていて、次世代の中核的なITとして、確たる地位を築いています。ただし、クラウド・コンピューティングにもセキュリティー上の問題点があります。その最大のものは、インターネットという分散型の基盤を用いながらも、結局また、集中化の傾向にあるということです。集中化には必ず危険が付きまといます。しかし、今回のOperaにより、Webサーバーが簡単に構築できるなら、大事なものは、それなりの蓄積の仕方ができるというより、従来の常識の範囲を超えたデータやアプリケーションの蓄積の仕方ができます。これは、いままでのクラウドの範疇を超えた本命のイノベーションになるかもしれません。詳細は、是非私のブログをご覧になってください。
投稿: yutakarlson | 2009年11月25日 (水) 11時15分