色彩の世界地図
色彩の世界地図 (文春新書)
世界の人々が色に対してどのようなイメージをもっているのか、世界の人々が色にどのような意味を持たせてきたのかを知ることができる一冊です。
出版社/著者からの内容紹介
“色彩”のなかに秘められた謎
エジプトでは黒は生命、赤は死の色。相撲の赤房、青房、白房、黒房はどこからきたのかなど、民族によって異なる色の不思議を探る
内容(「BOOK」データベースより)
日の丸の赤は太陽の色だが、多くの国で国旗の赤は建国の犠牲となった人びとの血の色である。イスラーム教国の国旗に緑が多いのは天国にあるコーランの原盤が緑色だから。白羽の矢が立つのは実は不幸なこと。サンタクロースの衣装は赤ではなく、ウェディングドレスも白ではなかった。日本で喪服が黒になったのは明治時代より後。このように、色彩にまつわる故事来歴、そして色のイメージは、各民族が幾世紀にもわたって育んできた文化そのものといえる。色彩に隠された民族・国家の歴史を解く。
新書: 246ページ
出版社: 文藝春秋 (2003/04)
ISBN-10: 4166603116
ISBN-13: 978-4166603114
発売日: 2003/04
商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.4 cm
目次
第1章 東西南北にも色がある
第2章 国旗のなかの色彩の世界
第3章 聖書のなかの色彩地図
第4章 イスラーム世界の緑色
第5章 赤の語源は血!
第6章 青い血の謎
第7章 皇帝色、黄禍、そしてユダヤ人の色
第8章 白い世界と黒い世界
第9章 歴史のなかの色彩地図
色彩の小事典
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