ニホンヤモリ|外来種なのに二ホンが付く理由
階段の壁にヤモリがいました。このヤモリは右前脚は4本しかないように見えます。あれイモリなのかなとも思ったのですが、色はヤモリですし、よく見てみると左前脚には指が5本ありました。ということでヤモリだと思います。特徴からニホンヤモリではないかと思います。
ニホンヤモリ(学名:Gekko japonicus)は爬虫綱有鱗目ヤモリ科ヤモリ属のトカゲです。種小名に japonicus(日本の)が付けられ和名にも二ホンが付けられていますが大陸原産の外来種とされ日本固有種の動物ではありません。江戸時代に来日したドイツの医師・博物学者フィリップ・フランツ・フォン・シーボルトが新種として発見したためjaponicusが付けられたという経緯があります。近年、個体数が少なくなってきており複数の日本の都道府県においてレッドリスト(準絶滅危惧、情報不足など)に指定されています。
フラッシュ撮影したのでびっくりしたのか隙間の方へ逃げていきました。もう少し観察したかったのに残念です。
と思った隙間から顔を出してくれました。警戒しているようにまわりを確認していました。
| 固定リンク | 0
「動物の豆知識」カテゴリの記事
- 牡蠣の日(12月23日)(2024.11.23)
- コシベニペリカン(2024.11.22)
- モモイロペリカン(2024.11.12)
- コシグロペリカン(2024.11.03)
コメント
うすっぺらに見えるのは背景の壁の色のせいだと思います。隙間は3cm以上はありました。
投稿: toshizo | 2009年7月20日 (月) 08時35分
こんにちは。
ヤモリの模様が入った壁かと思いました(^^;
2枚目のお写真なんか、ヤモリと壁との色差?があまりないですね。
えらく狭い隙間に顔が入っているし、ペッチャンのヤモリに見えます。
投稿: マダム | 2009年7月20日 (月) 07時33分