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2009年7月11日 (土)

Google Chrome OSはどうなるか

Google Chrome OSはWeb2.0の特長を最大限に活かし、ネットワークそのものをプラットフォームとしたOSとなるのではないかと思います。

Google Chromeには「アプリケーションのショートカットを作成」という機能があります。

この機能を使って、Google GmailやGoogle Docsのショートカットを作ると、Google Chromeのブラウザのメニューなどがなくなり、GmailやDocsがあたかもひとつのアプリケーションのように作動します。データはすべてGoogleのサーバ上にあり、ネットワークを介して、そのデータ処理を行うというイメージです。

こうしたWebアプリケーションの場合、ちょっと心配になるのは自分のデータが手元にないということです。ネットワークを切断したとたんに、データ処理ができなくなります。

そこでGoogleはGoogle Gearというオフラインでも作業ができる技術を開発しています。オンラインになったときにローカルにあるデータとネットワーク先のデータの同期をかけることができればたいへん便利です。

データがローカルにあるのか、ネットワーク先にあるのかを意識することなくシームレスに使えるようになれば非常に便利です。

この場合、ちょっと心配なのはデータが全てGoogleに保管されていることでしょう。セキュリティの問題で、抵抗がある人も多いでしょう。

こうしたことを考えてみると、Google Chrome OSはまずは個人ユーザのモバイルパソコンのOSとして主流になっていくのではないかと思います。

Webアプリケーションでありながら、データの保存はローカルのハードディスクだけというようなことが実現できると思いますが、そのようなことが簡単にできればユーザー層の幅が広がりそうです。

いずれにしてもGoogle Chrome OSはとても楽しみです。動作が軽ければ一世代前のノートパソコンを活用できるだろうと思います。

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