Google Chrome OSはどうなるか
Google Chrome OSはWeb2.0の特長を最大限に活かし、ネットワークそのものをプラットフォームとしたOSとなるのではないかと思います。
Google Chromeには「アプリケーションのショートカットを作成」という機能があります。
この機能を使って、Google GmailやGoogle Docsのショートカットを作ると、Google Chromeのブラウザのメニューなどがなくなり、GmailやDocsがあたかもひとつのアプリケーションのように作動します。データはすべてGoogleのサーバ上にあり、ネットワークを介して、そのデータ処理を行うというイメージです。
こうしたWebアプリケーションの場合、ちょっと心配になるのは自分のデータが手元にないということです。ネットワークを切断したとたんに、データ処理ができなくなります。
そこでGoogleはGoogle Gearというオフラインでも作業ができる技術を開発しています。オンラインになったときにローカルにあるデータとネットワーク先のデータの同期をかけることができればたいへん便利です。
データがローカルにあるのか、ネットワーク先にあるのかを意識することなくシームレスに使えるようになれば非常に便利です。
この場合、ちょっと心配なのはデータが全てGoogleに保管されていることでしょう。セキュリティの問題で、抵抗がある人も多いでしょう。
こうしたことを考えてみると、Google Chrome OSはまずは個人ユーザのモバイルパソコンのOSとして主流になっていくのではないかと思います。
Webアプリケーションでありながら、データの保存はローカルのハードディスクだけというようなことが実現できると思いますが、そのようなことが簡単にできればユーザー層の幅が広がりそうです。
いずれにしてもGoogle Chrome OSはとても楽しみです。動作が軽ければ一世代前のノートパソコンを活用できるだろうと思います。
http://googlejapan.blogspot.com/2009/07/google-chrome-os.html
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