洗濯バサミが劣化でボロボロになる理由
プラスチック製の洗濯の物干しハンガーを長らく使っていると、やがて洗濯バサミを掴んだ瞬間に洗濯バサミが割れてボロボロになってしまうようになります。
物干しハンガーを外に置いておくとプラスチックがどんどん劣化していきます。最初は写真の左側のような水色だったのが色あせていき最後はボロボロになってしまいます。どうしてこのようになってしまうのでしょうか。
プラスチックを屋外で利用したとき、光、熱、風、雨などへの耐久性のことを、プラスチックの耐候性といいます。耐候性を良くするためには、耐候性改質剤という添加剤を使うことになります。耐候性の高いプラスチックは使っているうちは良いのですが、そのプラスチックがゴミとなり環境中に捨てられると、いつまでも分解されずに残ってしまうということにもなります。
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