ISU フィギュア団体戦 日本は第3位
今年から始まったISUのフィギュア団体戦ですが、初優勝の国は米国でした。第2位がカナダで、日本は第3位となりました。
最終戦が女子シングルのフリー演技でしたが、それまでの種目でほぼ国別の順位が決まっていたような感じで大逆転は期待できない状態でした。そうなると気になるのは、浅田真央選手と安藤美姫選手がどのような演技をするかです。国際大会という場で、かつ団体戦ですから、こうなってくると、各個人がいろいろな挑戦ができると思います。
安藤美姫選手は4回転サルコーに挑戦しましたが、ジャンプで少し迷いが出たようで失敗し、転倒してしまいました。その後もジャンプで失敗があり、点数は伸びませんでした。4回転サルコーは非常に難しい技ですが、失敗するかもしれない、転ぶかもしれないという考えがどこかにあると失敗してしまうのでしょう。いったん飛ぶと決めたら、失敗しても仕方がないと開き直って思い切ってジャンプする方が実力を発揮できるように思います。メンタル面での成長が4回転サルコーの成功の鍵と思います。荒川静香選手の金メダルへの道を考えれば、まだまだチャンスはあります。オリンピックもあと2回出るつもりでも良いと思います。
浅田真央選手はほぼ完壁な演技でした。キム・ヨナ選手の世界最高得点207.71ポイントを上回るかと思いましたが、2回目のトリプルアクセスが回転不足で減点されていたようです。それでも、200点をあっさり超える点数をたたき出しました。
キム・ヨナ選手は必殺技をもっていませんが、確実な演技と表現力でポイントを稼ぎます。浅田真央選手はトリプルアクセルを持っていますが、課題は表現力のところでいかにポイントを得られるかというところです。表現力がさらに向上すればキム・ヨナ選手を上回るポイントは出るでしょう。浅田真央選手の方がまだポイントが伸びる余地があるような感じがします。
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