Windows XPを継続して使う-ドライブの空き容量を増やす(1)
Windows Vistaが発売されたものの、どうも乗り換える気になりません。新しいノートパソコンは欲しいのですが、もし買うのであればXPへのダウングレード付きを買おうと思っています。
さて、ノートパソコンを使っていて、もはやこれまでかと思うのが、ディスクの空き容量だと思います。先日、知人がドキュメントなどを削除したけれども、もうハードディスクがいっぱいだと言っていました。HDDを大きなサイズのものに載せかえるという手もあるのですが、これは全ての人ができるわけではないので、この記事では紹介しません。
自分はハードディスクをパーティッションに分けて使っているのですが、通常はCドライブにWindowsシステム、プログラム、マイドキュメントなどのデータが入っていると思います。
自分で作成したドキュメントなどのデータは外付けのハードディスクなどに移動すれば削除することができます。
また、使用していないプログラムはコントロールパネルのプログラムの追加と削除からアンインストールすることができます。パソコン購入時にプリインストールされているプログラムもたくさんあります。使わないプログラムはアンインストールしてしまいましょう。
さて、必要なプログラムやシステムが自動的に作成したデータは簡単に削除はできません。たいてい、Cドライブがいっぱいになって困ったというのは、この場合ではないかと思います。まぁ、これは仕方ないのですが、この状態でも、ハードディスクを数ギガバイト開放する方法がひとつあります。
それは何かというと、システムの復元ポイントを削除することです。Windows XPは定期的にシステムの重要データを自動的にバックアップしています。このバックアップは複数保存されており、かなりディスク容量を使っています。
システムの起動や動作がおかしくなって復元ポイントを使わなければならない状況になったとき、実際に使える復元ポイントは過去数回分だと思います。古い復元ポイントはほとんどの場合において使えません。
ということで、古い復元ポイントを削除してしまいます。削除の手順は下記の通りです。
- コンピュータを起動します。
- コントロールパネルのシステムアイコンをクリックし、システムのプロパティを開く
- [システムの復元]タブを開いて、□すべてのドライブの復元を無功にする にチェックを入れて、[OK]ボタンをクリックする。システムの復元を無功にしますかと聞いてくるので[はい]をクリックします。
これでシステムの復元ポイントがすべて削除されます。Cドライブの容量が増えたと思います。次に現在の復元ポイントを作成します。
- 再びコントロールパネルのシステムアイコンをクリックし、システムのプロパティを開く
- [システムの復元]タブを開いて、□すべてのドライブの復元を無功にする にチェックを外して、[OK]ボタンをクリックする。これで現在の状態での復元ポイントが作成されます。
- 1で開いた同じダイアログボックスの横に[設定]というボタンがあります。これをクリックすると、システムの復元に使われるディスクの容量が表示されます。この値を3パーセントぐらいにしてしまいましょう。
システムの復元ポイントの状況は、スタートメニューから[すべてのプログラム][アクセサリ][システムツール]を開いて、システムの復元を起動することで確認できます。
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