カブトガニ
カブトガニは生きた化石と言われています。5億年前の地層からも見つかっています。オウムガイや三葉虫が生きていた頃です。硬い甲羅のような皮膚をもつ魚もいました。
カブトガニは形を見てわかる通り、節足動物です。名前にカニとついていますが、カニよりもクモに近いそうです。絶滅危惧種に指定されています。
奥にいるカブトガニはひっくり返っていましたが、ちゃんと動いていました。でも、姿勢を元に戻そうという行動は見られませんでした。あまり関係ないのかな。
何気なく見ているこの水槽、よく見てみると光が屈折していることがわかりますね。ちょっとズームで撮影してみました。
水面から見えるカブトガニと、水槽の側面から見えるカブトガニはもちろん同じ個体です。
どうして、このように同じカブトガニが2つ見えるのかというと、おおざっぱに描くとこんな感じに光が進んでくるからです(屈折角などはいいかげんです)。
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コメント
芽さんのご指摘通り、赤い線の延長線上にカブトガニが見えるという図を描いた方がわかりやすいですね。底が浮き上がって浅く見えることになりますから、写真のように見えます。
投稿: toshizo | 2008年6月 1日 (日) 20時40分
なんだか、どこかの雑誌の編集委員のような
コメントになっていますね。
すみません☆彡
思わず自分で、どうなってるのか、考えちゃったもので…
投稿: 芽 | 2008年6月 1日 (日) 17時15分
こんにちは。
おもしろい写真ありがとうございます。
解説で、目に来ている、赤い線をまっすぐ延長して、点線とかで書いて、
人間は、光がまっすぐ来ていると思っているので、
点線のほうに、カブトガニがいるように見えるのです。って書いたら、
私のようなのにも、もっとわかりやすい気がします。みんなすぐわかるのかな?
コップの中のコインが、水を入れると見えるようになる。というのと同じですよね。(^_-)-☆
投稿: 芽 | 2008年5月31日 (土) 23時26分