燕は必ず返ってくる
10月7日、古田敦也監督が神宮を後にしました。古田監督が最後に残していった言葉は「また会いましょう」でした。ヤクルトに89年のドラフトで90年に入団以来18年間、球界の名捕手として君臨しました。18年間いろいろな苦労があったと思いますが、ファンからしてみれば「ヤクルトには古田がいる」というのがいつもの自慢のタネでした。数多くの投手のボールを受け、投手がピンチになっても、その采配で何度の危機も乗り越えさせました。
現役の選手と監督の兼任はいろいろと大変だったと思います。普通はコーチや2軍監督をへて、監督になります。現役からいきなり監督の立場になったわけですから、結果が出ないことに厳しい目もあったのかもしれません。いや、一番厳しい目を向けていたのは古田監督自身だったのでしょう。
燕は渡り鳥。日本には春先にやってきて今頃に南へと帰って行きます。野球のシーズンとほぼ同じです。古巣のヤクルトから飛び立っていった燕が、また古巣に戻ってくるのか、あるいはまた別のところに戻ってくるのかわかりませんが、プロ野球界は古田敦也を必要としています。18年間どうもありがとう!
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コメント
次のために、外から野球のお勉強という感じでしょうね。そして戻る。
投稿: toshizo | 2007年10月 9日 (火) 19時20分
こんにちは。
球界にもどってきそうな予感する。
「また会いましょう」に何やら感じるものが。
古田は球界の人気者なんだから何らかの形でいてもらわないと。ねっ。
選手と監督兼任は無理な体勢だと思うので、今回すっきりさせたんでいいじゃないかなぁ。
球界は人気者をほっておくのはもったいないよ。
投稿: マダム | 2007年10月 8日 (月) 10時28分