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2007年8月 1日 (水)

台風5号は「うさぎ」なんだ

日本では台風は「台風○号」のように台風が発生した順番を示す番号で呼ばれます。この命名法を「番号方式」といいます。

他の国では番号ではなく名前で呼ばれることが多く、たとえば2005年に米国南東部に甚大な被害をもたらした大型のハリケーンは「カトリーナ」という名前がついています。このように台風に名前をつける命名法を「リスト方式」といいます。

「リスト方式」による命名にはルールがあります。アジアで発生する台風は世界気象機関(WMO)に参加しているアジアおよび太平洋の14ヶ国と地域(カンボジア、中国、北朝鮮、香港、日本、ラオス、マカオ、マレーシア、ミクロネシア、フィリピン、韓国、タイ、米国、ベトナム)が決めた台風のアジア名(140の単語)(参考1 参考2)を使って台風の発生順に名前がつけられることになっています。

最近の台風のアジア名は、こちらの台風情報の右側の「台風の名前」で参照できます。

さて、この台風のアジア名によると、今やってきている台風5号に使われる単語は日本語の「Usagi(うさぎ座に由来)」だそうです。

ウサギというと「始めは処女の如く、終わりは脱兎の如し」という言葉があります。何だか台風のことを言っているような感じがします。もっとも、台風の本当の終わりは熱帯低気圧ですから兎の股引 というところでしょう。

【始めは処女の如く、終わりは脱兎の如し 】
始めはおとなしいのに、終わりは勢いが増して手がつけられない状態にまでなること

【兎の股引】
後が続かないこと 

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