欽ちゃん70キロマラソンは老人虐待なのか?
欽ちゃんの70キロマラソンに対して、「日本禁煙学会」から『萩本欽一氏のウルトラマラソンに関する日本禁煙学会の見解』という声明が出ています。以下のような内容です。朝日新聞にも『欽ちゃん70キロマラソン「医学的に非常識」 禁煙学会』という記事が出ていました。
萩本欽一氏のウルトラマラソンに関する日本禁煙学会の見解(2007/8/16)
----引用-----
- 66歳のヘビースモーカーに酷暑の中で70kmのウルトラマラソンを行わせるこの企画は、医学的に見てきわめて非常識である。
- 全国民に感動と生きる勇気を与えたいというこの国民的タレントの気持ちは理解できるが、それをウルトラマラソンという形で表す事は、上記の理由によりきわめて不適切である。
- 自らが禁煙して全国民に禁煙のメッセージを送ることによって、欽ちゃんの気持ちはじゅうぶん生かすことができる。
- 日本禁煙学会は、欽ちゃんがこれからも元気で長生きし全国民に夢を届ける活動がつづけられるよう、この機会に禁煙を実行することを強く望む。
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これを最初に見たときに、そういう見方もあるのかなと思いました。ただ、3と4は禁煙のアッピールに利用したんじゃないかなぁという感じがしないでもありません。その程度の感想だったのですが、19日に追加された部分を見て、ちょっとびっくり。
----引用-----
到着し、安堵いたしました。直ちに入院して、医師の診察をあおいで頂きたいと思います。
それとともに、老人をこのように虐待するとは、怒りとともにじつにひどい番組だと思います。
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1行目はともかく2行目はどうなのでしょう。
番組が欽ちゃんにマラソンの話をもちかけて、本人の意志にかかわらず後戻りできない状況に追い込んだというなら、「じつにひどい番組だ」ということになるのかもしれませんが、欽ちゃんは自分で走ることを決意したのだと思います。8ヶ月練習して、時間には間に合わなかったものの完走を果たしたわけですが、これは「虐待」になるのでしょうか。
距離も70 km。24時間だから(実際には25時間)、2/3歩いて、1/3休んでです。8時間で35キロ(歩き通すと時速約4.4 km)、8時間休んで、また8時間35 kmですから、練習積めば何とかなるかなぁと思っていた距離でした。
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