Google Newsの新しい取り組み
Googleが米国でGoogle Newsの新しい取り組みを開始したそうです。
Google Newsというと、メディアが発信しているニュースのタイトルおよびそのリンクをカテゴリに分けて表示するだけの機能でしたが、ニュースの当事者がニュース記事にコメントをつけることができるという新しい機能が搭載されました。この機能はまだ米国サイトだけでの実験中だそうです。 詳しい内容は下記の記事を読むとわかります。
Google News、記事の当事者のコメントを掲載する実験を米国で開始
一般的に、新聞やTVのニュースは情報の発信者から受信者に一方的に流れます。
ニュースの当事者がニュースの内容に誤りを見つけたり、異論があったりしても、そのニュース記事に直接反論することはほとんどできません。ブログなどでトラックバックをかけて反論をするというやり方もありますが、ニュースを見ている人が必ずしもトラックバック先のサイトを見てくれるわけでもありません。このGoogle News機能があれば、ニュース記事の当事者が事実誤認の訴えや反論を記事に対して直接できることになります。
最近のニュースをいろいろ見ていると、内容が客観的でないものも多々あるように思います。また、物事の一部分だけを誇張するあまり、全体像が見えなくなり、正しい判断ができないような記事もあるように思います。
この機能がネットの中でうまく動き出すと、メディアからの一方的な情報の発信による風評被害などに歯止めをかけることができるようになるのではないかと思います。
メディアからの情報は世論の形成にますます大きな影響を与えると思います。このような機能があれば、視聴者の判断材料が増えることになります。Googleも反論を掲載するかしないかの判断には人間を介在させて、相手を特定しながら行い、いいかげんな情報の掲載を未然に防ぐようです。世界中のGoogleサイトに広がるでしょうか。
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