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2007年6月15日 (金)

世界でもっとも美しい10の科学実験

物理分野の科学史における10の著名な実験を解説した本です。数式を使わずに言葉でわかりやすく説明しています。表紙の絵の雰囲気がぴったりあった内容に仕上がっていて楽しく読むことができます。

ロバート・P・クリース (著)・ 青木 薫 (翻訳) 
日経BP社 (2006/9/14)
ISBN-10: 4822282872
ISBN-13: 978-4822282875

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目次

序文  移り変わる刹那
第1章 世界を測る

    エラトステネスによる地球の外周の長さの測定
    Interlude  なぜ科学は美しいのか
第2章 球を落とす
    斜塔の伝説
    Interlude  実験とデモンストレーション
第3章 アルファ実験
    ガリレオと斜面
    Interlude  ニュートン=ベートーヴェン比較論
第4章 決定実験
    ニュートンによるプリズムを使った太陽光の分解
    Interlude  科学は美を破壊するか
第5章 地球の重さを量る
    キャヴェンディッシュの切り詰めた実験
    Interlude  科学と大衆文化の統合
第6章 光という波
    ヤングの明快なアナロジー
    Interlude  科学とメタファー
第7章 地球の自転を見る
    フーコーの崇高な振り子
    Interlude  科学と崇高
第8章 電子を見る
    ミリカンの油滴実験
    Interlude  科学における知覚
第9章 わかりはじめることの美しさ
    ラザフォードによる原子核の発見
    Interlude  科学の芸術性
第10章 唯一の謎
    一個の電子の量子干渉
    Interlude  次点につけた実験
終章  それでも科学は美しくありうるか?
謝辞
訳者あとがき
図・写真一覧
原注
索引

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