パソコンが起動直後遅い
下記はWindows 7にも適用可能です。
Windows XP SP2を使っているのですが、起動後、PCがかなり重くなります。
タスクマネージャで見たところ、svchost.exeがCPUを100%消費しています。これじゃどのプログラムが原因なのかわからないので、マイクロソフトのTechNetからProcess Explorerをダウンロードしました。
どのプロセスが遅くなっているのか確認してみたところ、wuauclt.exeがリソースをかなり消費していました。このプロセスはWindowsのAutomatic Updatesです。すなわち、Windows Updateの自動更新をしているプロセス。PCが立ち上がって、数十秒から数分後に自動的に動き出して、アップデートの確認を行っているようです。問題のないときは、このプログラムはまもなく終了するのですが、CPUの使用率が100%になってそのままの状態になってしまうことが時々あります。パソコンの動作が重くなり、どうしようもない状況に陥ります。
このプロセスはWindows Updateの自動更新をやめれば止まるようですが、これを止めると手動でもWindows Updateができなくなってしまうようです。
さて、解決方法はないかなと思って、Microsoftのサイトを検索したところ、下記のページが見付かりました。
Windows Update サイトで利用可能な更新を検索すると 0x80248013 エラーが表示される
このページの説明は、要するに、Windows Updateに使っているDataStore フォルダに保存されているデータが壊れることがあるということです。
解決方法に記載されている下記の手順をやってみたところ、問題が解決しました。これまで、PCが起動してしばらくの間は動作が重かったのですが、今はすぐに軽くなります。
1. Automatic Updates サービスを停止します。
1. Windows の [スタート] メニューをクリックします。
2. [ファイル名を指定して実行] をクリックします。.
3. [名前] ボックスに「services.msc」と入力します。
4. [OK] をクリックします。
5. [Automatic Updates](または[自動更新]) サービスを右クリックします。
6. [停止] をクリックします。
Windows 7の場合はWindows Updateサービスになります。
サービスの停止には、少し時間がかかります。
2. DataStore フォルダの内容を削除します。
1. Windows の [スタート] メニューをクリックします。
2. [ファイル名を指定して実行] をクリックします。
3. [名前] ボックスに「%windir%\SoftwareDistribution」と入力します。
4. [OK] をクリックします。
5. DataStore フォルダを開きます。
6. DataStore フォルダのすべての内容を削除します。
7. ウィンドウを閉じます。
3. [Automatic Updates] サービスを開始します。
1. Windows の [スタート] メニューをクリックします。
2. [ファイル名を指定して実行] をクリックします。
3. [名前] ボックスに「services.msc」と入力します。
4. [OK] をクリックします。
5. [Automatic Updates] (または[自動更新])サービスを右クリックします。
6. [開始] をクリックします。
Windows 7の場合はWindows Updateサービスになります。
サービスの開始には、少し時間がかかります。
しかし、アップデートの自動更新を止めると、手動更新もできなくなるというのは困ったものです。
下記の記事もあわせてご覧ください。
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