鉢植えのヒマワリ
勤務先で、誰かが鉢植えのヒマワリを買ってきて窓際にかざっていました。今年、初めて見るヒマワリとなりました(^^)
ヒマワリはキク科の花です。原産地は北アメリカの西部だそうです。 太陽の動きを追いかけるように花が向きを変えるので、ヒマワリ(向日葵)という名前なのですが、実際には、花が太陽の動きを追いかけているわけではありません。
ヒマワリの茎の部分には、太陽から光を受けて、植物生長ホルモンであるオーキシンという物質が作られます。 このオーキシンは日の当たらない側にあつまる性質があります。
太陽が移動するとオーキシンも移動します。ですから、日陰の部分が生長します。 日陰の部分が生長するということは、茎が日なた(太陽)の方に曲がるということです。
日の当たる部分と日の当たらない部分で茎の生長速度が違うので、太陽の方へ向きを変えているように見えるのです。しかし、ある程度、生長するとオーキシンは作られなくなります。大きな花が咲く頃には、もう動きません。
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