ベンジャミン・フランクリン没
雷が電気現象であることは1740年代にすでに何人かの科学者が指摘していましたが、雷の正体を初めて実験で確かめたのはアメリカの政治家でもあり、科学者でもあるベンジャミン・フランクリンです。
フランクリンはガラスびんの内側と底にスズ箔を張った「ライデンびん」という蓄電装置を作り、「ライデンびん」に電気を蓄電していくと電気火花が発生することを知っていました。フランクリンはこの電気火花が雷の稲妻と同じものであると考えたのです。
フランクリンは1752年6月15日、雷雲をめがけて凧を上げました。 フランクリンの凧の糸は絹でできていました。雷が鳴る空で、絹糸は雷の中で帯電し、糸に取り付けられた地上のライデンびんに蓄電されていきました。この実験で雷が静電気であることが確かめられたのです。
フランクリンは電気にはプラスとマイナスの極性があることを発見したり、避雷針を発明しています。
ベンジャミン・フランクリンは1790年4月17日に永眠しました。
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