光る携帯電話のアンテナのしくみ
携帯電話のアクセサリーに電話がかかってくると光り出す「光るアンテナ」というのがあります。この「光るアンテナ」はどのような仕組みで光るのでしょうか。
「光るアンテナ」の構造はとても簡単です。一般的には、図に示すように、LED(発光ダイオード)、コイル、ダイオード、コンデンサの4つの電子部品から作られています。
この回路は電池も入っていませんし、携帯電話にもつながっていません。電源がないのにどうして光るのでしょうか。コイルの中で磁石を動かすと電界が発生して電流が流れることを理科の授業で実験した経験がある人もいるでしょう。これをファラデーの電磁誘導の法則といいます。電波は電磁波の仲間です。電磁波は電界と磁界が相互に作用して空間を伝わっていく波ですが、電磁波がコイルを通ると、磁石を動かしたときと同じように電流が発生するのです。この電流が「光るアンテナ」のLEDを光らせているわけです。そのため「光るアンテナ」は電池がなくても光るのです。つまり「光るアンテナ」は携帯電話の電波(電磁波)で光っていることになります。
さて「光るアンテナ」は電話がかかってくると光るのだから携帯電波が受信する電波で光ると考えている人も多いのではないでしょうか。ところが「光るアンテナ」は携帯電話が発生している電波を拾って光っているのです。携帯電話は電話がかかってきたときに、応答するために電波を出します。その電波がLEDを光らせるのです。
携帯電話は基地局に自分がいる場所を知らせるために、時々電波を発します。ことのとき、「光るアンテナ」も光ります。電話を使っているわけではないのに、アンテナが時々光っているのを見たことがある人もいると思います。「何かまわりで電波が発生しているものがあるのでは?」と思った人もいるかもしれませんが、携帯電話自身が電波を発生しているのです。
「光るアンテナ」は携帯電話が送信する電波で光るわけですから、その分、光っている分だけは電波が弱くなっているということも知っておくと良いでしょう。
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コメント
ちゃんと投稿されたようです(^^ゞ
投稿: toshizo | 2007年3月24日 (土) 00時19分