ウシとウマの蹄の違い(偶蹄目と奇蹄目)
ウシの蹄とウマの蹄をよく見てみたことがありますか。
次の写真はウシの足です。ウシ目は偶蹄目ともいいます。蹄が2つに割れています。これは中指(第3指)と薬指(第4指)が変化したものです。この部分を主蹄といいます。かかとのところに、爪のようなものが見えますが、これは副蹄といいます。副蹄は人差し指(第2指)と小指(第5指)ですが、ウシはあまり大きくありません。
そして次の写真はウマの足です。ウマ目は奇蹄目といいます。ウマの蹄はウシのようにふたつにわかれていません。 これはウマの蹄が中指(第3指)だからです。他の指は退化しています。
ウマの足がどのようになっているでしょうか。次の写真はウマの中手骨です。太いのが第三中手骨、細いのが第二中手骨と第四中手骨です。
ここで自分の手や足を見てみましょう。人間は、かかとを地面につけて歩きますが、ウシやウマは指先で歩いていることになります。
中指と薬指だけを立てた手で歩いているのがウシ、中指だけを立てた手で歩いているのがウマです。人間でも指数本で腕立て伏せをする人がいますが歩くのは無理ですね。そういえば指で逆立ちしていた人いたような。もしかしたら指逆立ちで歩くことができる人はいるかも。(^^ゞ
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