安藤美姫選手が金メダル
フィギュアスケートの世界選手権で安藤板美姫選手が金メダルに輝きました。
安藤美姫選手はジュニアの頃から応援していました。オリンピックでの惨敗など、いろいろなことがありましたが苦難を乗り越えた努力の積み重ねで世界一の金メダルを手にすることができたと思います.。
とにかく、自分のことのように嬉しい結果です。ここに至るまでの経緯と、努力が実らした輝かしい結果に感動しました。
さて、大会を振り返ってみると、ショートプログラムではキムヨナ選手が完璧な演技で71.95で首位、浅田真央選手は3回転-3回転に失敗し61.32で5位、安藤美姫選手は失敗のない完璧な演技で67.95で2位でした。安藤美姫選手のシュートの点数はキムヨナ選手には及びませんでしたが、彼女の演技後の笑顔はすばらしい表情でした。この顔はジュニアのときの笑顔と同じです。
一夜明けて、フリー。ショートプログラムでの安藤美姫選手の微笑みは本物でした。ショートプログラム、フリーともに失敗のない完璧な演技でした。演技を見ていてこれは間違いなく金メダルと思っていましたが、予想通りの結果となりました。精神面の成長と、練習の成果と思います。とにかく落ち着いて演技できたのがすばらしい。本当に世界一おめでとうといいたい。
さて、大会を通しての冷静な感想ですが、やはり今回の大会の結果を大きくわけたのは、キムヨナ選手のフリーの失敗、浅田真央選手のショートプログラムの失敗、そして安藤美姫選手の失敗のない完璧な演技につきる。
もし、3名がノーミスの演技だったら結果は変わっていたに違いない。たぶん安藤美姫選手は4回転サルコーを飛ばざるを得ない状況になっていたと思う。しかし、現状で4回転サルコーの挑戦は賭に等しい。安藤美姫選手は今回の世界一の中身をもう一度冷静に考えて、さらなる上積みをしてもらいたい。
4回転に拘る必要はありませんが、せっかくの自分しかできない技です。4回転を高い確率で決められるようになれば、状況に応じて必殺技が出せるわけだから、そうなれば世界で無敵間違いなしでしょう。
今回の大会は他の選手の失敗もあり、4回転を出す必要はない試合でした。これは時間的な余裕ができたと考えることもできます。浅田真央選手もキムヨナ選手もこれから大きく上積みしてくるのは間違いない。これからも厳しい試合になると思うが、努力を重ねて、ひとつひとつの技を磨き、女王の座を守って欲しい。4回転抜きでも、点数が上がる可能性はまだ十分あると思います。ショート、フリーで最高得点が得られるよう邁進して欲しいです。
| 固定リンク | 0
「スポーツ」カテゴリの記事
- 相撲の土俵が釣屋根に(1952年9月21日)(2023.09.21)
- 競馬の日(1954年9月16日)(2023.09.16)
- オリンピックで初の女子マラソン(1984年8月5日)(2023.08.05)
- ドランドの悲劇(1908年7月24日)(2023.07.24)
- ウサイン・ボルト選手と日本記録保持者2名がリレーで200メートル競走するとどちらが勝つか?(2023.07.08)
コメント